浜松の雑貨店がミセス向け衣料ブランド「ティータイム」-お茶会に着ていける服作り

オススメのチュニックを紹介するスタッフの鈴木さん

オススメのチュニックを紹介するスタッフの鈴木さん

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  浜松・有玉の和雑貨店「四季彩堂」(浜松市東区有玉北町、TEL 053-435-8888)が3月10日、オリジナルブランド「ティータイム」商品の販売を始めた。

商品が展示された店内

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 市内に3店、県内に5店展開する同店。全国の手作り品や伝統工芸品を集めた和雑貨や、素材にこだわった衣料品などを扱う。今回、多くの顧客の声を反映し、衣料品企画製造の「アイ・プランニング」と提携し、新ブランドを立ち上げた。

 同ブランドは、「アイ・プランニング」のオリジナルブランド「大人ブラウス」のカジュアルライン。60~80代をターゲットとした商品は、肩からヒップに下がるにつれてサイズが広がるオリジナルのサイズ設定。1サイズで9~13号の体形に合うゆとりある服を実現している。

 新ブランドでは、ターゲット層を広げるために、ミセスに支持されている独自サイズ設定をそのままに、カジュアルなシーンに使えるデザインとして作り上げた。「大人のブラウスを利用しているお客さまから、カルチャースクールやランチなどで使えるようなカジュアルラインがほしいという声を多くもらった。その声から生まれたのが今回の新ブランド」とアイ・プランニング社長の村松明美さん。客の声は、アンケートや接客などから約1000件集めたという。

 ブランド名の「ティータイム」はミセスのお茶会で気軽に使ってほしいという思いから名付けた。「ミセスはお茶会の頻度が高い。そこで気軽でオシャレに使える商品を作りたかった」と村松さん。第1弾商品として作った商品はカットソーやワンピース、ロングバルーンワンピース、チュニックブラウスなど約20種類(1万4,000円~)。「過剰装飾を排除しつつも、シルエットやカラーにトレンドを取り入れることで、30~70代という広い層に喜ばれるデザインを実現できたと思う」という。素材にオーガニックコットンやガーゼ生地を使うことで、着心地にもこだわる。

 「戦後の復興に多大な貢献をしてきた60~70代の女性をきれいに応援したい」と村松さん。 「遠州織物の洋服であるティータイムを全国に広め、浜松を活性化したい」と四季彩堂ブランド責任者の三井和典(がずすけ)さんは意気込む。

 営業時間は10時~20時。

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