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浜松のスペイン料理店が8周年 客層に合わせメニューも開発

イベリコ豚の生ハム原木を持つオーナーの中野さん

イベリコ豚の生ハム原木を持つオーナーの中野さん

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 浜松・佐鳴台のスペイン料理店「エル カミーノ」(浜松市中区佐鳴台、TEL 053-440-7057)が3月10日、8周年を迎えた。

限定の8周年記念サービスプレート「イベリコ豚の生ハムとチョリソー」

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 「料理を楽しみながら会話を楽しめる店」をコンセプトに8年前に立ち上げられた同店。スペイン全土の郷土料理から創作料理まで幅広く、スペインワインも常時60種類を用意する。

 「ニーズに合わせ努力をしてきた8年」とオーナーの中野雄司さん。週末にファミリー層が多く、平日には女性客が多いことから、もともと油が多いスペイン料理のメニューの中に油の少ないものやあっさりしたものを用意した。現在では約50種類あるメニューの中で、玉ねぎベースのドレッシングに2日間漬けて寝かすピクルスのようなサラダ「スペイン風にんじんサラダ」(税別480円)が一番人気はだという。「週末に子どもからおじいちゃんまで3世代で来られるお客さまが多い。そのため、どういうメニューを出したら喜ばれるかを常に考えている」と中野さん。

 店舗面積は約35坪。席数は、カウンター3席、テーブル52席の計55席。重厚なデザインのテーブルや椅子が高級感を、テーブルに置かれたランプが落ち着いた空間を演出している。

 メニューは、岡山県産の生のムール貝を使った「国産活ムール貝の白ワイン蒸し」(同950円)、2日以上かけて作るエビとカニの自家製アメリケーヌソースを使った「カタルーニャ風魚介とエビのクリームソース」(同1,380円)、エビやムール貝など6種類の魚介が入った「魚介のパエリア」(2人前=同2,700円、3人前=同4,050円)など。ほかにも、旬の食材を使ったメニューも季節ごとに用意する。同店では手作りにこだわり、ダシやソースなど全て手作りで用意しているという。

 「今年は、使う素材と提供する料金という永遠のテーマを突き詰めていきたい。お客さまが満足する料金で最高の料理を提供したい」と中野さん。「この8年間、地元のお客さまに支えられてきた。これからも地元に愛される店でいられるように努力していきたい」とも。

 4月22日まで8周年記念として、ディナータイムに来店した客に生ハムの原木から切り出すイベリコ豚の生ハムと、イベリコ豚のチョリソーのプレートを無料で提供する。

 営業時間は、11時30分~14時、17時~23時。月曜定休。

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