浜松の雑貨店が移転リニューアル 系列店のパンや焼き菓子の販売も

店舗外観

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 浜松・田町に12月13日、「BRILLANTE IL SUZUKI SALONE(ブリランテ スズキ サローネ)」(浜松市中区田町、TEL 053-596-9620)が移転オープンした。

希少なノワール・ド・ビゴール豚の生ハムを挟んだスペシャル生ハムのサンド

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 浜松・田町のイタリアンレストラン「BRILLANTE IL SUZUKI」で使われているカトラリーや食器などをメーンとした雑貨店として浜松・広沢で営業していた同店。

店主の鈴木理恵さんは、レストラン利用客から「お店で出しているパンを購入したい」「食後のデザートに出している焼き菓子を贈り物に使いたい」などの声をよく耳にしていた。レストランに近い場所へ移転すれば客の期待に応えられるのではと考え、物件を探していたところ同じエリアに良い物件が見つかったことから移転オープンにこぎ着けた。

 店内は約17坪。店内は白を基調とした壁面とヒノキの風合いを生かしたナチュラルで和風な空間。入り口にのれんを用意したり、焼き菓子の包装に和のテイストを取り入れたりと「和風」を意識している。「お客さまがゆっくり落ち着いて買い物ができる空間にしたかった。日本人はやっぱり和の空間の方が落ち着く」と鈴木さん。

 リニューアルに伴い、焼き菓子やスイーツ、パンの販売も開始。中身が半生になっているチョコレートの焼き菓子「チャンバリーナ」(税別800円)や生の食材のみを使ったフランス菓子のゼリー「パートドフリュイ」(同600円)、純血種の黒豚であるノワール・ド・ビゴール豚の生ハムを自家製のパンで挟んだ「スペシャル生ハムのサンド」(同850円)など、焼き菓子やスイーツを約15種類、パンを約5種類用意する。

販売するパンは、発酵中の生地にスピーカーを向け音楽を聴かせているという。「音楽を聴かせることで味の角(かど)が取れる」と鈴木さん。商品は全てレストランで提供しているものと同じで、持ち帰りにも対応する。

 レストランで使われているカトラリーや食器も販売する同店。食器は一点物が多いため、同じ作家の食器を用意する。販売する食器は琉球食器がメーンとなり、沖縄まで直接買い付ける。ほかにも、沖縄のフェルト作家の作品や自生しているコーヒーの木から取ったコーヒー豆なども用意する。

 鈴木さんは「味だったり、取り組みやデザインだったりなど魅力的な商品を集めたのできっと気に入った商品が見つかるはず。浜松の街中が活気づく力になれれば」と話す。

 営業時間は12時~21時。

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