浜松のウナギ店でプロジェクションマッピング 集客効果も

閉店後店舗外壁に移されるプロジェクションマッピング

閉店後店舗外壁に移されるプロジェクションマッピング

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 浜松・平口のウナギテークアウト専門店「うなぎの井口」(浜松市浜北区平口、TEL 053-586-6863)で11月25日から、プロジェクションマッピングが行われている。

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 国産ウナギのテークアウトをメーンとする同店。店頭だけでなく、通販やデパートでの出店にも力を入れ販売を行っているが、販売の7割は地元客中心の店頭販売。店主の井口恵丞(けいすけ)さんは、パソコンや携帯で情報を調べる率が低い40代以上の人たちへの訴求方法を考えている時、たまたまプロジェクションマッピングを知る機会があった。閉店後の時間を利用し、仕事帰りの人たちに知ってもらおうと導入した。

 上映するプロジェクションマッピングは約25分。白焼きウナギの製造工程6分のほか、地球や海の映像や幾何学模様などをまとめたイメージ映像が19分流れる。製作と設置工事を含め約6カ月かけ完成にこぎ着けた。「製造工程以外はストーリー性のあるものを入れようと思ったが、車で通り過ぎた時に見ることを考え単純にきれいだと感じる映像にした」と井口さん。映像が走っている車や近隣の住宅にかからないように何度も繰り返し調整したという。導入後映像を見た客から「ウナギ屋さんが面白いことやっているなと思い来店した」「製造工程が迫力あったので来店した」などの声も聞かれ、早くも効果が表れている。

 「同店を利用したことの無い人たちが足を運んでくれるようになれば」と井口さん。「お客さまの反応が良ければ新たな映像を作ることも考えている」とも。

 映像は、7月と8月を除く閉店後の18時30分から2時間上映する。

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