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浜松・和合に魚介系ラーメン店 素材にこだわる3種の中華そばを提供

三角屋根が特徴の店舗

三角屋根が特徴の店舗

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 浜松・和合町に3月30日、「麺屋なかの」(浜松市中区和合北、TEL 053-540-2674)がオープンした。

魚介の風味が口に広がる「海老香る中華そば・醤油」

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 オーナーの中納武さんは、静岡県では珍しい鶏白湯(パイタン)スープのラーメンを提供する「らーめん武蔵」を経営。同店でも魚介系ラーメンのメニューはあるが、風味の異なる魚介系中華そば専門店を開きたいと考え、1年間修業した川北泰敬さんを店長として別ブランド店のオープンにこぎ着けた。

 三角屋根が特徴的な既存の建物を利用した店舗。店舗面積は約20坪で、席数はカウンター5席、テーブル14席、座敷10席を。店内は白壁を基調に、ブラウン系のテーブルとチェアでシンプルにまとめた。券売機は設けず、各テーブルへスタッフがオーダーを取りに行く。

 ラーメンメニューは、「海老香る中華そば・醤油(しょうゆ)」(750円)と「魚介香る塩中華そば・ゆず入り」(700円)、「煮干し香る中華そば・醤油」(650円)の3種類のみ。大盛り対応はせず、150円増しで替え玉を用意。基本の中華には全粒粉入りのストレート細麺で提供するが、食感の違いを楽しんでもらえるよう、替え玉は加水少なめで歯切れの良い麺を使う。プラス200円で卵やのり、チャーシューとメンマが増量になるトッピングメニューも取り入れる。

 サイドメニューは、薬味にオリジナルマヨネーズ、酢、しょうゆを用意する「焼き餃子(ギョーザ)」(6個=400円)や「ねぎ豚めし」「高菜豚めし」(以上、並350円、小250円)。それぞれ、ランチ時には100円増しでラーメンとセットにでき、「ライス」(大=250円、中=150円、小=100円)は、いずれのサイズもランチ時は無料となる。

 時期ごとに産地の異なる煮干しや昆布だしでうま味を抽出したスープをベースに、3種類の中華そばへそれぞれエビ油・魚介油・煮干し油で香り付けする。パンチ力のある魚介の味と香り高いスープに絡み合うよう、ストレート細麺を愛知県の製麺所へ特別注文。「安心、安全な素材」であることも重視し、ギョーザの豚肉には銘柄豚の「浜名湖そだち」、米は細江町の農家が栽培した特別栽培米「まいひめ」を使う。

 「落ち着いたら新メニューも提供したい」と中納さん。ラーメンのスープはもちろん、ギョーザやチャーシュー、煮玉子にメンマなどを全て手作りで提供し、らーめん武蔵と共通コンセプトにしている「味わう人への安心感」を届ける。「常に新しい味を追い求めながら、訪れる人たちと一緒に店を作り上げ、長く愛される店にしていきたい」とも。

 営業時間は11時~14時30分、17時~22時。スープが無くなり次第終了。月曜定休。

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