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浜名湖潮干狩りが3年ぶりに再開 予約開始3日で5月の日程9割埋まる

過去に行われた潮干狩りの様子

過去に行われた潮干狩りの様子

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 浜名湖の潮干狩りを3年ぶりに再開することが決まり、弁天島遊船組合(浜松市西区舞阪町、TEL 053-592-2456)が4月10日、予約を開始した。

 浜名湖では2016年にアオサの大量発生が原因でアサリが大量へい死し、翌年もアサリが生育しなかったことから、2年連続で潮干狩りができない状況が続いた。浜名湖は海水と淡水が入り交ざり、プランクトンが豊富なことからアサリの生育にはとても良い環境。しかし現在は2年前の影響で、5~10年前に比べるとアサリのサイズが漁獲サイズ制限ギリギリのものが多いという。アサリの漁獲量は完全ではないが少しずつ回復傾向にあることから、限定的に3年ぶりの潮干狩り解禁を決めた。

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 潮干狩りは5月3日~8月中旬の土曜・日曜・祝日で計20日ほどを予定。6年前までは4月1日から8月まで日を限定することなく開催し、多い日には1日約3000人もの潮干狩り客がいたという。今年は、アサリを守り、浜名湖の潮干狩りの文化を継続していけるよう日程を限定し、1日300人までと定員も設けて開催する。

 浜名湖の潮干狩りは船で岸から離れた中州の干潟へ行き、潮干狩りをする。干潟へは6~12人乗船できる船で輸送。「安全も考え全員ライフジャケットを着てもらっている。着脱の時間や輸送の時間を考えると、1日300人が限界」と組合長の間瀬泰成さん。年々組合員も減り、大変な状況だという。

 4月10日からホームページ上でウェブ予約を開始し、すでに5月の日程の9割が埋まってしまったという。常連客からは定員に達した日に「どうにかして潮干狩りをやらせてほしい」という連絡も多いという。「何十年も潮干狩りを毎年楽しんできた客も多い。断ることは心苦しいが、アサリを守り、客の安全も考えての開催ということを理解してもらえたら」と間瀬さん。「浜名湖から潮干狩りの文化を無くさないために、今年は試験的に限定開催する。ただ文化を無くしたくない思いだけでやみくもにやっているわけではなく、今後5年、10年と継続していけるような方法を考えた」とも。

 料金(船代)は、大人=1,000円、子ども(4歳~小学生)=500円。アサリ持ち帰り料は600円(上限1キロ)。ウェブ予約のみで受け付けている。