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浜松・板屋町に汁なし担々麺専門店 「素材にこだわった究極の一杯」提供

ごまベースの「ラボタン白」(手前)としょう油ベースの「ラボタン」(奥)

ごまベースの「ラボタン白」(手前)としょう油ベースの「ラボタン」(奥)

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 浜松・板屋町に4月26日、汁なし坦々麺専門店「ラボラトリー(浜松市中区板屋町)」がオープンした。

会員制ラウンジを借りて営業

 前職で地域活動に関わる仕事をしていた店主の今村哲郎さん。地域のために自分は何ができるのかと常に考えていた。仕事をする中で、意見を言う立場ではなく、自ら地域に関わっていきたいという思いが強くなっていったという。今村さんは食べ歩きが好きで、自ら料理の研究もしてきた。中でもラーメンが好きで、この地域では珍しい汁なし担々麺専門店を出そうと決意。同店を基点に、食を通じて地域に貢献していこうと、1カ月前から準備を進めオープンにこぎ着けた。

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 店舗面積は約10坪席数は、カウンター5席、テーブル6席。夜は会員制ラウンジとして営業する同所を日中借りて営業する。「間借り営業という新しい地域のビジネスモデルにもなると思っている。テナント料が安くなる分、素材に費用をかける事ができ、リーズナブルに質の高い一杯を提供できる」と今村さん。

 メニューは汁なし坦々麺のみ。「ラボタン」(750円)は中国で担々麺が生まれたころのしょう油ベーススタイル。ラー油はハッカクやトウガラシ、シナモンなどの7種類の香辛料を配合した自家製。北海道の小麦「春よ恋」を使った香り高い麺を使い、香りを楽しむための「花椒(フォアジャオ)」は四川から仕入れるなど、素材一つ一つにこだわりを持つ。香辛料や野菜など、全て産地のわかるものを使い、化学調味料を使わない「安心・安全な食」を提供する。「ラボタン」は辛さに段階を用意し、0~5で選ぶことができる。5辛を経験した人だけが注文できる最上級の辛さ「死神」(1,050円)も用意。ハバネロの約6.5倍の辛さで、食用として世界で一番辛いとされる「キャロライナリーパー」を使う。

 さらに、ごまベースの「ラボタン白」(900円)を1日10食限定で用意。自家焙煎したごまを使い、ごまのコクと香りが引き立つように仕上げる。最後に麺を少し残し、ご飯とパイタンスープで、しめの雑炊スタイルで食べるとより楽しめるという。

 「何かに特化した専門店というのは首都圏には多いが浜松には少ないと思う。浜松の街歩きをしている中で、当店を1つの楽しみにしてもらえたら」と今村さん。「この店を拠点に、地域に貢献できるような活動もしていきたい」とも。

 営業時間は10時30分~15時30分。売り切れ次第終了。