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浜松パワーフード学会監修の日本酒発売 浜松産食用米使う新ジャンルの酒目指し

(左から)「じゅんちゃんファーム」宮本さん、「鈴木農園」鈴木さん、「浜松酒造」増井さん、「加茂農園」加茂さん、「浜松パワーフード学会」会長の秋元さん

(左から)「じゅんちゃんファーム」宮本さん、「鈴木農園」鈴木さん、「浜松酒造」増井さん、「加茂農園」加茂さん、「浜松パワーフード学会」会長の秋元さん

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 浜松パワーフード学会に加盟する飲食店とホテルが2月21日、同会監修の日本酒「Enshu(エンシュ)」の提供を始めた。

浜松産の米と水で作る「Enshu(エンシュ)」

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 「浜松パワーフード学会」(浜松市中区旭町)は、浜松の食を通して観光誘客と地域活性化をする目的で、2019(平成31)年に設立された民間団体。「日本一おいしい街浜松」をブランドとして築き上げるように普及活動をしている。

 浜松の料理に合う酒を造りたいと考えた同会は、加盟店である酒造会社「浜松酒造」(中区天神町)に相談。地元食材を使う全く新しい酒造りを目指して商品開発を始めた。浜松の水と、地元農園の「加茂農園」(西区)や「じゅんちゃんファーム」(西区)が生産した米を使う。通常の日本酒は、酒米と呼ばれる醸造用の品種を使うが、同商品は「コシヒカリ」や「きぬむすめ」などの食用米を使う。併せて、米本来の栄養価を残しつつ、フードロス問題の解決にもつなげようと、精米歩合は90パーセントに抑える。「通常の日本酒と比べると、かなり珍しい製法になる。日本酒ではあるが、新しいジャンルの酒としてブランディングしていきたい」と事務局の高崎文彰さん。

 甘酸っぱくフルーティーな口当たりが特徴の同商品。アルコール度数は9度で、通常の日本酒より低く抑える。広がる香りと酸味は、後に残らずすっきりとしており、白ワインを思わせるような味わいだという。「飽きることなく何杯でも飲める酒。日本酒が苦手な人や女性、外国人にも喜ばれるように仕上げた」と高崎さん。

 浜松パワーフード学会に加盟する飲食店とホテル内レストランでのみ提供。「浜松料理 じねん」(中区)、「すっぽん料理 富久竹」(中区)、「Cafe&Restaurant LENRI(カフェアンドレストラン レンリ)」(北区)、「ホテルウェルシーズン浜名湖」(西区)、など計16店が対象となる。当面、小売りは予定していない。

 今後は、酒造会社「花の舞酒造」(浜北区)が醸造するブランド酒の販売も計画している。高崎さんは「何度も試作を重ね、誰もが楽しめる酒を造り上げたので、一度試してほしい。新しい酒のジャンルとして、浜松の新しいブランドになれば」と話す。

 価格は、グラス(100ミリリットル)=500円、720ミリリットルボトル=3,500円、1.5リットルボトル=7,000円。取扱店は浜松パワーフード学会の公式ホームページで公開する。

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