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浜松・小松にカフェ 創作和食メニューを洋風デザインの空間で提供

「気軽に立ち寄ってほしい」と話す、社長の小野さん(中)とスタッフ

「気軽に立ち寄ってほしい」と話す、社長の小野さん(中)とスタッフ

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 ダイニングカフェ「cafe glyph(カフェグリフ)」(浜松市浜北区小松、TEL 053-545-4111)が2月15日、オープンした。

小さな創作丼をセットにする「glyph厳選5種丼」

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 社長の小野達哉さんは、浜松市内のホテルやカフェで料理人や店長として13年間経験を重ねた後、2018(平成30)年にダイニングカフェ「LIBERTY(リバティ)」(北区)をオープン。新型コロナ禍の影響を受けつつも順調に運営してきた。今回、新しいコンセプトの店を開こうと検討した小野さん。「LIBERTY」は洋食を提供するが、和風創作料理を中心にメニューを構成。洋風デザインの店舗であえて和食を提供する店は市内であまり見かけないため、需要を見込みオープンを決めた。

 店舗面積は約50坪。テーブル37席、座敷席12計の49席を用意。子ども連れでも来店しやすいようにと、おむつ替えや授乳ができるパウダールームを設置する。新築した店舗は、小野さんと同店スタッフで協力してデザインし、グレーの壁が基調のシンプルモダンなスタイルに仕上げた。梁(はり)をそのまま見せる高い天井で開放感のある空間を演出する。

 メインメニューはオリジナルの創作和食。5種類の創作丼をセットにする「glyph厳選5種丼」(3,500円)は、直径10センチほどの小さな器入れた「フォアグラの卵とじ丼」「峯野牛の牛カツ丼」「ホタテとマダイの海鮮丼」などが並ぶ。「少しずつたくさんの品を食べたいという女性のニーズに合わせたメニュー」と小野さん。「幻の黄金イクラ」と呼ばれるというヤマメの魚卵をはじめ、サケやマスなど4種類のイクラが入る「幻の黄金いくら入り 4色いくら丼」(3,300円)は、異なる色のイクラがならぶ彩り豊かな創作丼。このほか、ユズを飼料にして養鶏することで、卵からユズの香りが広がるという高知県産「ゆずたま」を使う「フォアグラとゆずたま親子丼」(2,300円)や「ゆずたま生プリン」(700円)などを用意。いずれの食事メニューにも、市内の販売店から取り寄せる日本茶か紅茶が付く。

 新型コロナウイルス対策として、来店時に手指消毒と検温、食事以外の時間はマスク着用を求める。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。飛まつ防止のため、各テーブルにパーティションを設置する。

 オープン後は、ほぼ毎日予約が埋まってしまうほど、順調な滑り出しだという。今後は週末限定でモーニングの営業も計画している。小野さんは「駐車場も多く設けているので、気軽に立ち寄ってほしい。ここでしか食べられない創作メニューをそろえているので、楽しんでもらえれば」と話す。

 営業時間は11時~21時(まん延防止対策実施中は15時まで)。

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