浜松の焼き菓子店が営業再開-店主、出産を経て商品一部変更も

イラストの描かれた看板が目印になる外観

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 浜松・東若林の焼き菓子専門店「とりのこ」(浜松市南区東若林町、TEL 053-441-0860)が7月3日、営業を再開した。

木製の家具でナチュラルな雰囲気に仕上げた店内

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 同店は2009年にオープンし、オリジナルレシピで作った焼き菓子を提供してきたが、昨年1月から店主の浅田真紀さんが出産のために一時休業した。休業中は友人たちから再開を望む声があったことなどもあり、再オープンに至った。

 木製の家具を配置してナチュラルな空間を演出した店内には、芳香成分が高い発酵バターを使った焼き菓子が並ぶ。利用客の評判からクッキーは食感を重視して厚みのあるものに変更。パウンドケーキ(以上150円)は「しっとり感」にこだわり素材の配合を大きく変更した。同店の一番人気商品の丸いクッキー「スノーボール」(250円)は再オープンに合わせて抹茶味を開発した。「商品は食べきりサイズを基本にしている。いろいろな種類のお菓子を少しずつ食べたい女性をターゲットに量を設定している」と浅田さん。

 商品は全25種類ほどのレパートリーから約20種類を日替わりや週替わり商品として提供する。好きな商品を選び、大(150円)・中(100円)・小(80円)の専用ボックスに詰めるギフト商品も用意する。

 浅田さんは「出産・育児を経験したことで、焼き菓子に対する考え方も変わった。今後は子どもに多いアレルギーに対応する商品も開発していきたい」と意気込みを語る。「いろいろな商品を試して自分のお気に入りを探してほしい」とも。

 営業時間は12時~18時。日曜・月曜定休。

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