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浜松の製茶メーカーが「浜松茶 出世ちっぷす」-新たな土産物目指す

自信を持って商品を薦める「まるたま」のスタッフ

自信を持って商品を薦める「まるたま」のスタッフ

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 浜松・細江の製茶メーカー「まるたま」(浜松市北区細江、TEL 053-522-0517)が現在、「浜松茶 出世ちっぷす」を期間限定で販売している。

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 同商品は「浜松茶」の知名度を上げるために「三方原ポテトチップス」を販売する「遠州夢倶楽部」の協力を得て商品化にこぎ着けた。地元製茶メーカー6社が経営する直売店などで販売する。「新しい浜松土産を目指し、浜松市民として自分が買いたい商品を開発した」と担当者の鈴木均子さんは話す。

 同社のメーン商品である「浜松産深蒸し茶」と沼津産「自然塩」を、揚げた三方原産のジャガイモにまぶしてある。鈴木さんは「日照時間が全国でもトップクラスの浜松で育てた茶葉を深蒸し製法で精製した『浜松茶』の風味を楽しんでほしい。味付けは年代関係なく好まれ、素材が生きる味を目指してバランスを工夫した」という。

 パッケージには浜松市のキャラクター「出世大名家康くん」をあしらい浜松らしさにこだわった。明治時代の輸出用の茶のラベルに使われていた「蘭字(らんじ)」風に仕上げるなどのデザインも。

 8月の新ジャガイモの収穫が終了するころにいったん製造を終了し、在庫がなくなり次第、今年の販売は終了となる。「浜松茶を使った通年商品も考案中だが旬の同商品を逃さず食べてほしい」と鈴木さん。「今後も地域で協力し、浜松を盛り上げていきたい」とも。

 価格は120グラム=350円。

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