「浜松まつり」専用サングラスに女性モデル-地元メーカーが販売開始

女性・子ども向けの「JAPAN EYE WARE AZ イノベーター カイ S」

女性・子ども向けの「JAPAN EYE WARE AZ イノベーター カイ S」

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 浜松・鍛冶町の眼鏡店「アイウェアショップ AZ」(浜松市中区鍛冶町、TEL 053-413-2929)が3月29日、女性・子ども向けの浜松まつりたこ揚げ用サングラス「JAPAN EYE WARE AZ イノベーター カイトS」の販売を始めた。

新たに開発された鼻の形状に合わせられる独立型のゴム製鼻パッド

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 自転車やマラソンなどのスポーツ向けのサングラスを中心に扱っている同店。昨年、に浜松まつりで行うたこ揚げ合戦を想定したサングラス「JAPAN EYE WARE AZ イノベーター カイト」(9,450円)を開発。2月の発売開始以降順調に販売していたが、震災により浜松まつりが中止に。「昨年は浜松まつりが中止になってしまい残念な状況になってしまった。今年は2年越しのお祭りということもあり、各町内も盛り上がっている。それに応えるように力を入れて新作サングラスを開発した」と代表の内山淳さん。

 同商品は成人男性用のサングラスよりも約7%小さくしたもので、女性や小学校高学年の子どもに対応する。バイク用サングラスで対応している風の巻き込みを防ぐ設計のため、練りの際に砂ぼこりが入りにくい形状にした。フレーム素材には金属を一切使っていないため総重量30グラムと軽量で、海水や汗でもさびない作りになっている。

 男性用と異なり、新たに独立型のゴム製鼻パッドを採用したことで、ずれにくく着用者の鼻の形に合わせた調整が可能になった。内山さんは「日本人の顔に合わせた設計をしているので掛け心地には自信がある。製造に関しても日本の腕がいい工場を厳選した」と話す。「地域に根ざした商品の開発を永く続けていきたい。今回の浜松まつりで利用者の声を取り入れ、さらに改良していけたら」と内山さん。

 今後は、低年齢の子どもに対応した商品開発や完全浜松ブランドの商品開発などを予定しているという。

 価格は1万1,550円。

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