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浜松にたい焼き専門店-来店客が書いた落書きが店内一面に

赤と黒を基調にした店舗外観

赤と黒を基調にした店舗外観

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 浜松・入野に11月1日、テークアウトのたい焼き専門店「たいやき研究所」(浜松市西区入野、TEL 053-445-2277)がオープンした。

壁一面にメッセージや絵が書き込まれている店内

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 同店を運営するビッグウェーブホールディングス(東区有玉北町)は同じ場所にあった中古車専門店を経営していたが、移転で同所が空くこととなった。同社では有玉北で既に同じ店舗を運営していたことから、2号店を開いた。

 内装は赤と黒を基調にし、活気のある雰囲気に仕上げた。オープン直後は店内の壁一面を「落書きスペース」として開放したため、その時に書かれたメッセージや絵を見ることができる。落書きはそのまま残す。

 メニューは、薄皮でパリパリとした食感の「パリパリ太郎」と同店オープンに合わせて発売した水曜~日曜だけ販売する「しっとり花子」の2種類(以上150円)。富士山の流水と北海道産の小豆を銅釜でじか火焼きしたこだわった黒餡(あん)とカスタードで「パリパリ太郎」はあんチーズ、「しっとり花子」はチョコレートの餡を用意する。店長の安形悠さんは「『しっとり花子』は生地に国産バターを使い、冷やして食べる全く新しいたい焼きなので、ぜひ一度食べてみてほしい」と話す。

 「落書きしてくれた子どもたちが3年後、10年後も来店し、オープン当時を懐かしんでもらえるような地域に根ざした店にしたい」と安形さん。「昔ながらの日本のおやつである、たい焼きの良さをより多くの方に伝えて行きたい。『研究所』という名前の通り、季節に合わせた餡の開発を積極的に行っていく」とも。

 営業時間は10時30分~18時30分。月曜定休。

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