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浜松・三方原に郊外型ダイニング 10年間ともに切磋琢磨した友と夢かなえる

ダークブラウンに彩った店の前には、駐車場5台を設置

ダークブラウンに彩った店の前には、駐車場5台を設置

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 浜松・三方原に3月27日、「versatile dining阿un」(浜松市北区三方原町、TEL 053-522-7775)がオープンした。

訪れる人同士が友達になれるようにと、カウンター席も用意

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 代表の伊野瀬世光さんは、18歳の頃から独立の目標を持ち、さまざまなジャンルの飲食店を経験。当時から約10年間、ともに切磋琢磨してきた友人と一緒に夢を実現する形でオープンにこぎつけた。長年の付き合いのふたりが“あうん”の呼吸で過ごせることや、訪れる人との関係性を願って「阿un」と名付けた。

 テナントをリノベーションした店舗面積は約12坪。カラフルなチェアを置き、カフェ風の雰囲気に仕上げた店内は、カウンター5席、テーブル16席、ソファ4席を配置。各テーブルにはコンセント、Wi-Fi環境も整えている。天井に付けたダウンライトは場所ごとに照明の採光コントロールができ、シーンに合わせて希望に応える。

 定番メニューはサラダからデザートまで、ノンジャンルで38種類。刺身は本日の海鮮として単品5種類、「刺身3点盛り」(1200円)、「刺身5点盛り」(1800円)など、日ごとに新鮮な素材を提供。ネタにより値段も替わる。A4ランクの鹿児島産黒毛和牛「サーロインステーキ」(950円)は、数量限定メニュー。飲食店での経験から広がったネットワークを生かし、リーズナブルな価格設定を実現した。しめまで過ごしてほしいと「豚豚ラーメン」(750円)など、食事メニューも用意。白濁したスープはあっさりしたにんにく風味に仕上げたラーメンに、豚の角煮や紅ショウガ、高菜などをトッピングとして添える。日替わりや定番の料理メニューは、要望に応じながら随時変更していく。

 店名に付くversatileは、「多方面にわたる」や「多目的に」を意味。メニューにはない料理に応じたり、飲みたい酒の銘柄が事前に分かれば取り寄せたりするなど、訪れる人への要望に応えることをテーマにしている。サプライズパーティーやクリスマスなどのイベントには、シーンに合わせた照明やBGMにも対応する。

 「本当においしいお酒と料理の楽しみ方を、お値打ちに伝えたい」と伊野瀬さん。シェイカーを振って提供するカクテル19種類や、芋・麦・米をそろえる焼酎は12種類。その都度、各地の銘酒をそろえ気軽な値段で提供する。「はしご酒が難しい郊外という立地を生かし、酒宴の始まりから終わりまで過ごしてほしい。そして地元に愛され、常連たちでにぎわってもらえたら」とも。

 営業時間は17時~。

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