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浜松にうなぎいもカフェ さまざまな商品を出来たてで提供

店舗外観

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 浜松・卸本町に4月16日、カフェ「うなぎいも王国カフェ」(浜松市南区卸本町、TEL 053-443-8352)がオープンした。

ウナギイモプリン、タルト、大学イモがセットの「スイーツ3種盛り合わせ」

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 「うなぎいも」はウナギを扱う飲食店や加工業者から出る、ウナギの頭などの残りを使い育てた遠州産のサツマイモ。浜松での造園業と草木ゴミ処理業を営む「コスモグリーン庭好」は2011年に生産を開始。昨年の11月には、加工商品販売所「うなぎいも王国」を立ち上げた。以前から、うなぎいもの可能性を伝えるPRの場としてカフェを立ち上げたいと考えていた同社農業事業部の伊藤拓馬さん。メニュー開発やテーブルの設置などの準備が完了したため、オープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約50坪。席数はカウンター4席、テーブル23席の計27席。店舗は、農村をイメージした木の風合いを生かした空間。

 メニューは、タピオカ粉とサツマイモを混ぜモチモチした食感の揚げ団子「いもQ(キュー)」(350円)や「うなぎいもプリン」(250円)、大学イモとうなぎいもプリン、うなぎいものタルトがセットとなる「スイーツ3種盛り合わせ」(600円)など。ドリンクメニューは、うなぎいもを30%以上使った「いもシェイク」(420円)や、乾燥したうなぎいもを焙煎(ばいせん)し煎じたオリジナルフレーバーティー「いもティ」(500円)など。現在はスイーツとドリンクメニューのみとなるが、今年の冬をめどに食事メニューも提供する予定だという。

 「販売しているが本来は出来たてを食べてほしい商品や、日持ちしないため店頭販売できない商品などをカフェで提供することで、うなぎいもの魅力をより多くの人に伝えることができる」と伊藤さん。同カフェをPRの場として位置付けているため、販売する商品はかなりリーズナブルな価格に設定。原価率50%を超える商品も多くあるという。

 「うなぎいもを日本一のサツマイモにしたい。日本一になった後は、うなぎいも独立国家の立ち上げ」と意気込む伊藤さん。「自慢のスイーツを食べに多くの人に足を運んでほしい」とも。

 営業時間は10時~17時。日曜定休。

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