浜松のハンバーガー店が「ギョーザバーガー」開発-随所に工夫凝らす

食べる直前にのせるギョーザの皮はサクサクの触感が楽しめる。

食べる直前にのせるギョーザの皮はサクサクの触感が楽しめる。

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 浜松・入野のハンバーガーショップ「Ocean Breese Cafe D-flat」(浜松市西区入野町、TEL 053-449-6501)が3月から、「ギョーザバーガー」を販売している。

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 同商品はオーナーの金原寿三さんが、イベントなどで振る舞っていたギョーザを「ハンバーガーにしてみたら」と思いついたのがきっかけ。以前からアイデアを温め、浜松がギョーザの街として名前が広まっていることと、ご当地バーガーが全国的にも話題になっていることから販売に踏み切った。

 金原さんは「ギョーザバーガーと言っても、ただギョーザを挟むのではなく、見た目はハンバーガーで、味はギョーザにすることにこだわった」と話す。

 特徴は、ギョーザ味のパティと、食べる直前にのせるパリパリに揚げたギョーザの皮。ギョーザを蒸して使うとバンズが湿気てしまうため、ギョーザの中身をパティに混ぜ込むことで味を再現。皮は揚げることでサクサク感を出し、「食感の楽しさを追求した」という。浜松ギョーザの付け合わせとして特有のモヤシも一緒に挟み、タレは酢じょうゆでなくコチュジャンの入った中華風のタレをかけることで、全体の味を調えている。

 「ギョーザの中身をただパティに混ぜ込むと、焼いた時にパティがバラバラになってしまうので、つなぎを工夫した。味も食感も最初のイメージ通りに出来上がった」と金原さん。「名前だけだと食べづらいと思うかもしれないが、勇気を出して食べてみてほしい。ギョーザの感じはあるが、ニンニクは抑えニラも使っていないので、女性にも食べやすいと思う。これをきっかけに浜松ギョーザがもっと注目されたら」とも。

 営業時間は、平日=12時~15時・17時~24時、土曜・日曜=12時~24時。月曜定休。

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