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浜松・小松に洋菓子店新店 チョコレートにこだわり、「市内唯一無二の存在」目指す

ガラス張りに白いドアが映える外観

ガラス張りに白いドアが映える外観

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 浜松・小松に9月11日、洋菓子店「Patisserie 3103」(浜松市浜北区小松、TEL 053-545-3912)がオープンした。

「ミルフィーユ」、「レアチーズケーキ」などの生・焼き菓子

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 オーナーパティシエの松島里美さんは市内のスイーツショップ2店に勤め、東京の洋菓子店とチョコレート専門店で実績を積み、浜松に帰郷。浜松では、スイーツショップに併設するカフェの責任者を経験し、パティシエとして16年目に独立を決意しオープンにこぎ着けた。

 松島さんの下の名前を数字にもじった店名「3103」。約20坪の店内はフランスのアパートをイメージ。白のしっくい壁にシックな花柄の壁紙、天井にはシャンデリアを配置する。「思い描いていた通りに店づくりができた」と松島さん。道路の角に位置する店の入り口は2カ所あり、生菓子用のショーケースと焼き菓子が並ぶカウンターをL字型に配置し、客の導線を意識。全面ガラス張りで目につきやすく、開店間もないが近隣住民が連日訪れるという。

 スイーツは生菓子10種類、焼き菓子20種類を提供。カスタードとパイを重ね、イチゴを取り入れた「ミルフィーユ」(380円)や、さっぱりした風味のフランス産キリチーズを使った「レアチーズケーキ」(360円)、米粉を使ったロールケーキ「33ロール」(980円)などの生菓子がショーケースに並ぶ。フランス焼菓子の「焼きティグレ」(180円)は、「店の看板商品の一つにしたい」と松島さん。生地を焼きドーナツ風に仕上げ、チョコやパイナップル、抹茶、メープル味を展開。新たにイチゴ味を加える予定だという。

 「チョコレートならこの店と言われるようになりたい」と松島さん。チョコレート専門店が不在の市内で他店との差別化を図っていく。10月からはアニマル型のチョコレートや、チョコレートをサンドしたクッキー、冬にはボンボンショコラにトリュフなどを販売予定。「香り高く、質の良いチョコレートを提供していきたい」と松島さん。

 デコレーションケーキは要予約。贈答品やブライダルの引き出物にも予算に応じて対応する。「普段使いの食べやすいお菓子やプレゼントとしても、気軽に立ち寄ってもらえる店にしたい」と松島さん。「まずは地元の人たちに好んで受け入れていただければ」とも。

 営業時間は10時~19時、木曜定休。

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