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浜松の洋菓子店「まるたや」本店が移転リニューアル 工場の老朽化を機に

店舗外観

店舗外観

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 浜松・神田町に6月1日、洋菓子店「まるたや洋菓子店」(浜松市中区神田町、TEL 053-441-9456)が移転オープンした。

本社直売店の店内

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 「まるたや洋菓子店」は1949(昭和24)年に創業。「浜松の人たちにおいしいものを食べさせてあげたい、そして浜松の食文化の向上を目指したい」と初代社長の秋田一雄さんが浜松・森田町で営業を始めた。現在の社長は望月まさ子さん。今年で創業67周年を迎え、建物の老朽化が目立ったため本店の移転に踏み切った。

 店舗面積は約3坪。2階建ての建物で、1階の一角で洋菓子の販売を行う。2階と1階の一部が工場となっており、生産された洋菓子がすぐに店舗へ届けられる。店内は黄色と茶色を基調とした落ち着いた空間。ケーキを飾ったショーウインドーの他、店舗の奥には焼き菓子などが並ぶ。

 素材を吟味し、一つ一つ手作りの洋菓子を提供。「お客さまに安心して食べていただけるように、こだわりの材料を使用し、昔から手作りで生産している」と望月さん。「少しでも安心できるようになるべく添加物を使わないようにしている」とも。

 商品はレーズンとクルミ、オレンジピールを生地に練り込み、コーンフレークをまぶしつけて焼いた「あげ潮」(675円)や、あげ潮を配合したクッキー生地とクリームチーズとサワークリームを使った3層構造のチーズケーキ「チーズボックス」(2,970円)、カルピスのバターを使い、表面にさくさくしたナッツ入り自家製マカロンをまぶした「ロールカット」(243円)など。自家製寒天と黒蜜を使用した「あんみつ」(405円)やアイスコーヒー専用豆を使用した「コーヒーゼリー」(351円)など、季節の商品も用意する。

 望月さんは「看板商品のあげ潮やチーズケーキはもちろん、カルピスのバターを使ったロールケーキもおすすめ。生クリームが主流の時代の中で、一風変わった味が楽しめる」と話す。

 営業時間は9時30分~17時。

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