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弁天島海浜公園で体験・観光イベント 地域の魅力再発見を目指し

2019年開催時のイベントの様子

2019年開催時のイベントの様子

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 イベント「はまなこ夏フェスタ」が7月18日から、浜松市弁天島海浜公園(浜松市西区舞阪町)で開催される。

浜名湖でのサップヨガ

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 「はまなこ夏フェスタ実行委員会」が主催で、海開きに合わせて開催する同イベント。地域の子どもたちが海水や砂浜で遊ぶことを通して、自然の恵みに感謝する心を養う機会をつくりたいと考え企画。同時に、舞阪町の観光ツアーを行い、地域の魅力を再発見してもらうことで、浜名湖の観光集客を目指す。昨年は、コロナウイルスの感染拡大の影響で中止。例年は、ビーチラグビーやビーチバレーの大会などを同時開催するが、今年は規模を縮小し、十分な感染対策を整えることで開催にこぎ着けた。

 船に乗り磯遊びなどを楽しむ体験イベントと、舞阪町の観光ツアーの2つの企画を用意。7月18日には、「無人島散策とサップヨガ・シーカヤック体験」を開催。船で浜名湖のシンボルでもある赤鳥居の元にある干潟まで渡り、磯遊びをした後に、「サップヨガ」か「シーカヤック」のいずれかを体験する。マリンレジャーを通じて、無人島に上陸したような非日常体験を楽しめる。

 「舞阪まるごと満喫!モニターツアー」は、地元のボランティアガイドの案内を受けながら、舞阪町の地場産品の工場や販売店、観光地を巡るツアー。シラスの販売・製造を行う「丸昌河合商店」の工場見学や、はんぺん専門店「魚秀」の試食や買い物、東海道の宿場町として栄えた「往環通り」などを観光する。昼食も用意し、地元の料理店で新鮮な食材を使う料理を楽しめる。開催日により交通手段が異なり、7月18日と8月1日は観光バス、7月25日と8月7日、8月29日はレンタサイクルで移動し観光する。

 新型コロナウイルス対策として、参加者は、健康チェックシートの提出、手指消毒とマスクの着用を求める。発熱やせき、喉の痛みなどの症状がある場合は参加できない。スタッフは、検温などの体調管理、マスクまたはフェースガードの着用を義務化。観光バスは、密を避けるため乗車人数を15人までに制限し、換気システムのある車両を利用するなど、十分な感染対策を整える。

 同会の田代剛さんは「地元の魅力を再発見できる、この機会でしか体験できないイベントを企画したので楽しんもらいたい。十分な感染対策を整えているので、安心して参加してほしい」と話す。

 参加費は、サップヨガ体験=2,500円、シーカヤック体験=3,000円、舞阪まるごと満喫!モニターツアー=2,500円。予約の申し込みは、ホームページ・電話・ファクスで受け付ける。

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