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浜松・飯田町に「パフェと紅茶のカフェ」 幼少期からの夢かなえ出店 

「気軽に足を運んでほしい」と話す店主の外波山さん

「気軽に足を運んでほしい」と話す店主の外波山さん

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 カフェ「アトリエソレイユ」(浜松市中央区飯田町、TEL 053-545-7103)がオープンし、4月15日で1カ月がたった。

「アトリエソレイユ」のパフェ

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 幼いころから菓子作りが好きで「将来の夢はお菓子屋さんだった」という店主兼パティシエの外波山奈那さん。東京の製菓専門学校を卒業後、都内のケーキ店やホテルなどでパティシエとして経験を重ねた。「コロナ禍で仕事が減ったことが今後のことを考えるきっかけになり、自分でやろうと決めた」と外波山さん。培った経験を生かし、パフェと紅茶をメインにした同店のオープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約16坪。席数は、テーブル=6席、カウンター=8席。白色を基調にしたにした店内は、レンガ調の壁や木目のフロアを使い、清潔感あるナチュラルな空間にデザインした。

 ソース・クッキー・クリーム・アイスクリームなどを全て手作りし、ふんだんに盛り付けることで「ケーキのようなパフェ」を提供する。フルーツは、店主自ら市場まで足を運び、良質なものを見定めて仕入れるという。紅茶ゼリー・マンダリンオレンジのムース・ミルクチョコアイスが入る「チョコとオレンジパフェ」(1,870円)は、グラスの上にふたをするようにクッキーを載せて、紅茶クリームとオレンジをトッピングして仕上げる。このほか、メレンゲ生地の上にフルーツやシロップ漬けしたリンゴやオレンジを載せた「フルーツパフェ」(990円)、バニラムース・抹茶アイスなどをブランデーグラスに入れ、糸状の抹茶クリーム絞って仕上げる「抹茶モンブラン」(1,650円)など常時約5種類をそろえる。

 紅茶は10種類用意。スリランカ産の茶葉は「ディンブラ」「ヌワラエリア」「ルフナ」など、インド産は「アッサム」「ダージリン」「ニルギリ」などをそろえる。キクの花を混ぜ合わせたオリジナルの「アールグレイ」(以上、ポット=880円、カップ=495円)も用意。好みの茶葉を3種類選べる「紅茶飲みくらべセット」(770円)もある。「茶葉の色・味・香りを説明し、お客さまの好みを聞いたうえで提供している」と外波山さん。

 オープン後は、SNSの反響での来店が多いため、今後は少しずつ地域に周知されるよう期待する。「店名の『ソレイユ』は、フランス語で太陽やヒマワリを意味する言葉。太陽に向かってまっすぐに育つような明るいイメージの店にしたい」と外波山さん。「紅茶一杯でも良いので、まずは気軽に足を運んでもらえたら」とも。

 営業時間は10時~18時。水曜定休。

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