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被災地の子どもに文房具を-浜松の中学生ボランティア団体が回収始める

代表の高田君(右から3番目)と「SmilinGreen静岡」のメンバーたち

代表の高田君(右から3番目)と「SmilinGreen静岡」のメンバーたち

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 浜松市市民協働センター(浜松市中区中央1、TEL 053-457-2616)で現在、中学生のボランティア団体「SmilinGreen静岡」が被災地の子どもたちに向けた筆記具・学用品の物資の回収を行っている。

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 同団体は市内の中学生が集まって結成した団体で、昨年から発展途上国の子どもたちに向けた支援活動を行っていた。

 今回の地震の影響で「学校で学ぶために必要な道具がそろわない」という現地の話を聞き、一時的に会の趣旨を変更して被災地に向けた活動を開始した。

 同会代表で中学3年生の高田麟太朗君は「津波で大きな被害に遭った地域以外にも困っている子どもたちがたくさんいる。その人たちも含め多くの被災地の方を支援できれば」と話す。

 回収しているのは、鉛筆、シャープペンシル、ノートなどの筆記用具とかばん、上履き、跳び縄などの学用品などで、いずれも新品のみ。回収された物資は、現地のNPO団体を通じて被災者に届けられる予定。

 受付時間は9~21時。4月15日まで受け付けている。

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