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浜松市美術館で「レーピン展」-約80点、半数以上は日本初公開

代表作の1つ「皇女ソフィヤ」

代表作の1つ「皇女ソフィヤ」

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 浜松・松城の浜松市美術館(浜松市中区松城、TEL 053-454-6801)で現在、「レーピン展」が開かれている。

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 近代ロシアの画家イリヤ・エフィーモヴィチ・レーピン(1844年~1930年)の、画業初期から晩年に至るまでのさまざまなジャンルの油彩画と素描を紹介する回顧展。ロシア国立トレチャコフ美術館所蔵の中から約80作品を展示し、半数以上が日本初公開。「レーピン展という形でこれだけの数の作品を扱ったものは、全国でも初めてに近い」と学芸員の川西亜紀子さん。

 過酷な肉体労働に従事する人々を素直に描いた「ヴォルガの船曳き」や歴史資料を調査し綿密に描いた歴史画「皇女ソフィヤ」、流刑州となった若き革命家が郷里に帰還する様子を描いた「思いがけなく」など多くの代表作を展示。「レーピンが描いた作品から当時の社会や人間を感じ取れる。予備知識がなくても十分心に響く」とも。

開館時間は9時30分~17時。月曜休館(12月24日は開館)。料金は一般=1,200円、大学・高校・専門学生=600円、小中学生=300円。12月24日まで。

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