人間ドックに愛称を-浜松の病院が親しみやすく覚えやすい愛称公募

応募を呼び掛ける橋口さん

応募を呼び掛ける橋口さん

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 浜松・住吉の聖隷福祉事業団(浜松市中区住吉、TEL 053-473-5529)が現在、人間ドックの名称を募集している。

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 同ドックは浜松市の国民健康保険加入者対象の人間ドックで、市発行の「特定健康診査受診券」と「がん検診受診券」を使って自己負担金を軽減して受診することができる。通常4万3,050円かかる受診料を、40~69歳の場合2万6,000円で、70歳以上の場合2万2,000円で受診できる。

 現在の名称は「聖隷浜松健康診査ドック」。内容は生活習慣病予防検診と肺がん、胃がん、大腸がんの検診がセットになる。市内に2つの医院を置く同事業団は2008年の法改正後、同ドック受診者を年々増やしてきたが、「申込時に、まだまだ名称が認知されていない」状況もあり、親しみやすく覚えやすい愛称を募集することにした。

 結果は2月下旬に発表する予定で、最優秀賞(1人)には同事業団オリジナルの「1日人間ドックギフト券」と賞金3万円、優秀賞(3人)には「1日人間ドックギフト券」を用意する。

 「浜松市は政令指定都市の中でも検診の受診率が低い。費用が多くかかるイメージがあるので敬遠されがち」と同事業団企画開発室の橋口しのぶさん。「この制度では市の補助もあるので自己負担金を減らして受診できる。親しみやすく長く使ってもらえるような愛称を今後定着させることで、人間ドックをより身近に感じてもらい、多くの人に利用してもらえれば」と話す。

 応募資格は30歳以上の静岡県内在住者。同事業団宛にメール、ファクス、はがきで応募する。締め切りは1月31日。

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