浜松・天竜に茶葉を使ったスイーツ店 実家のお茶生かし夢かなえる

店舗外観

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 浜松・天竜に6月9日、「森の中の菓子工房 ミココリエ」(浜松市天竜区二俣、TEL 053-545-4096)がオープンした。

緑茶のロールケーキと紅茶とココナッツのメレンゲ

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 店主の木下幸一さんの実家は、天竜区春野で製茶業を営む。天竜産のお茶の知名度向上のため、パティシエとして盛り上げたいと実家内に菓子工房を構え、完全予約制の無店舗スイーツ店を5年前に開業。両親が生産する茶葉パウダーを使った「緑茶のロールケーキ」が評判を呼び、多くのファンを獲得。念願の実店舗オープンにこぎ着けた。

 二俣川のほとり、堤防沿いの木々が立ち並ぶロケーションに新築した2階建て住居の1階が店舗となる同店。店舗面積は約5坪。白いしっくい壁に木の風合いが優しい印象の一軒家は、リサイクルができる自然素材「ビンテージウオール」を使用。「体に優しい素材を使ったスイーツ」という店のコンセプトと意見がマッチする市内の建設会社に依頼をした。

 商品は、店の看板でもある「緑茶のロールケーキ」(1,500円)や「緑茶のシエル」(230円)、「緑茶のフィナンシェ」(220円)、「緑茶のココナッツのメレンゲ」(350円)など。焼き菓子は7~8種類を用意する。当面、5~6種類の生菓子は土日のみ、ホールケーキは予約制となる。「予告なしでメニューが変わることもある」と木下さん。夫婦二人で店を切り盛りするため、ワークバランスとニーズに合わせて展開していく予定だという。

 「今まで通り地元食材を使い無添加・国産素材を心掛けるので、おいしいスイーツを安心して食べてほしい」と木下さん。「将来的にはイートインができるスペースを持ちたい。そしてもっと多くの人たちに知ってもらい、ミココリエの存在を確立していけたら」とも。

 営業時間は10時30分~18時30分。月曜・火曜定休。

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