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浜松でバレンタイン商戦本格化 オリジナル商品そろえて客出迎え

遠鉄百貨店にて開催中の「アムール・デュ・ショコラ」の様子

遠鉄百貨店にて開催中の「アムール・デュ・ショコラ」の様子

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 バレンタインデーを間近に控え、本格化をしている。浜松のバレンタイン商戦が本格化している。

PATIS AKIYAMAの「焼き菓子の詰め合わせ」

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 「PATIS AKIYAMA(パティス アキヤマ)」 (中区富塚町)では、「焼き菓子の詰め合わせ」(Aセット=1,420円、Bセット=2,430円)を用意する。店主の秋山潔(きよし)さんは「昔はトリュフなどのチョコレート菓子を作っていたが、方針を変えて焼き菓子にした。一箱の中で個性を表現したい」と話す。型に流し込んだチョコレートの上にナッツやドライフルーツをのせた「マンディアン」(ミルクチョコレート、ホワイトチョコレート=以上300円)も用意。オレンジピールやイチジクなどが載っているため、見た目の華やかさも楽しめる。ホワイトチョコレートの「マンディアン」は今年新発売の商品。「チョコレートは香りを楽しむものでもある。工程には一から十まで気を配り、カカオ豆の特徴をいかに引き出すかが大切」と秋山さん。素材にこだわりを見せる。

 「春華堂」 (中区鍛冶町)では、ふわふわの生クリームをミルクとスイートの2種類ブレンドしたチョコレートで包んだ「カカオの雫(しずく)」(1,080円)や、イチゴ、ビター、ホワイトの3種類のチョコレートそれぞれにクランチを合わせた「チョコスティック」(1本=270円、3種セット=864円)や、チョコレート仕立てにしたフィナンシェにヘーゼルナッツ、ピスタチオなどのナッツをトッピングした「フィナンシェ ショコラ オ レ」(702円)などを提供。「カカオの雫」はチョコレートの温度によって食感が変わるため、自分好みの食感を見つけることができるという。

 「スイートベン」 (中区葵西)では、バレンタインデー限定のケーキ「チャーリー」(1,160円)を販売する。軽い食感のチョコムースの中に、木イチゴのクリームとジュレ、ベルギー産の最高級チョコレートを使う。10センチサイズは」カップルで食べるのにちょうど良い大きさに仕上げたという。「バレンタインらしく情熱的な飾りを施している。経験を持つシェフのショコラをぜひご堪能ください」とも

 個店のバレンタイン戦略に対し、浜松駅前の「遠鉄百貨店」 (中区砂山町)の新館8階では1月28日から、バレンタインイベント「2016 entetsu アムール・デュ・ショコラ~ショコラ大好き!~」を開催している。今年で5回目となり、地元で人気の高いブランドから海外のブランドまで40ブランドの幅広いラインアップをそろえる。販売商品の中には、ポーチやペンケースのように、チョコレートを食べ終わった後に利用できる凝ったデザインを施したパッケージの商品も用意。イベントのイメージキャラクターには、美内すずえさん原作の人気漫画「ガラスの仮面」を起用する。広報担当の早見一幸さんは「通常若い世代の女性がターゲットとなるバレンタイン商戦において、40代~50代の女性など幅広い年代の方に足を運んでほしい」と話す。

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