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浜松・天竜川町にまぜそば専門店 魚介系スープに5種のメニュー

「自慢のまぜそばを一度試してほしい」と話す店主の大川さん

「自慢のまぜそばを一度試してほしい」と話す店主の大川さん

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 まぜそば専門店「まぜそば専門 雷神」(浜松市東区天龍川町)が11月25日、オープンした。

ピリ辛に仕上げる「台湾まぜそば」

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 店主の大川契さんは、磐田市のつけ麺専門店で5年間修業を重ねた後、2019年11月にとんこつラーメン専門店「らーめん鯱(しゃち)」を、同所にオープンした。オープン直後から、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、厳しい環境下で経営を続けてきた。感染者数が減少してきたタイミングに合わせ、より来店客に喜ばれるような店にしたいと考え、リニューアルを決意。仕入れ原価から見直し、屋号とメニューを一新し、まぜそば専門店としてオープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約10坪。席数は、テーブル12席、カウンター8席の計20席。店内は、白を基調に石畳調のフロアやダークブラウンの家具を使い、武家屋敷をイメージした和風デザインに仕上げた。

 カツオやウルメイワシなどの魚介をふんだんに入れた、オリジナルのしょうゆベースのタレを使う。麺は、契約する名古屋の製麺所から仕入れた全粒粉を使った弾力あるモチモチの食感が特徴の太麺。しっかりと満腹になってもらいたいと考え、小ライスと麺の大盛りを無料サービスする。

 3段階の辛さから選べる「台湾まぜそば」(850円)は、肉らしい食感を楽しめるように粗びきの豚肉を使う。刻んだニラとネギの緑色と、卵の黄身の黄色が映え、鮮やかに盛り付ける。スタンダードなメニュー「まぜそば」(750円)は、角切りのチャーシューとネギやメンマをのせて仕上げる。このほか、自家製のタレで煮込んだ豚バラ肉をのせたボリュームあるメニュー「肉まぜそば」(950円)や、焦がしニンニクのマー油を入れた「黒まぜそば」(750円)など、5種類のまぜそばを用意。各テーブルに用意しているカツオとサバ、イワシをブレンドした「魚粉」をふりかけることで、より深い魚介の風味を楽しめる。サイドメニューとして、しょうゆベースの自家製タレで仕上げた「チャーシュー丼」(280円)や、キャベツなどの野菜を多く入れてあっさりと仕上げた「ギョーザ」(5個350円)をそろえる。

 新型コロナウイルス対策として、来店時に手指消毒と食事以外の時間はマスク着用を求める。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。飛まつ防止のため、カウンター席にパーティションを設置。密を避けるため、席の間隔を広く取りレイアウトする。

 オープン後の売り上げは順調だという。「まぜそば自体が、まだあまり認知されていないと感じているので、今後割引キャンペーンなどを行い、魅力を広めていきたい」と大川さん。「一度食べればきっと満足してもらえると思うので、気軽に足を運んで試してほしい」とも。

 営業時間は、11時~15時、17時~22時。第1・第3火曜定休。

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