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浜松・大島町にカレーにこだわる喫茶店 健康に貢献できる店目指し

「気軽に足を運んでほしい」と話す店主の尾浦さん

「気軽に足を運んでほしい」と話す店主の尾浦さん

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 喫茶店「Cafe TAKUMI LAB(カフェタクミラボ)」(浜松市東区大島町)がオープンして1カ月がたった。

10種類のスパイスを配合し、老若男女問わず食べやすい味に仕上げたカレー

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 店主の尾浦工さんは、大学卒業後、自動車関連の部品メーカーに8年勤務してきたが、勤務先の経営母体が変わり、職場環境が変化した影響で退職。自身のキャリアを見つめ直す時間を持とうと、自動車で日本一周の旅に出かけた。旅先で出会ったネパール人の運営するカレー店の仕事を手伝ううちに、カレー作りに興味を持ち、自身で飲食店を開きたいと考えた。約1年の旅を終えた後、独学でカレー作りを学びながら、開業資金を貯めるための3年間を経て、オープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約13坪。テーブル8席、座敷4席、カウンター3席の計15席を用意。店内の漆喰(しっくい)壁やモルタルの床は全て店主自らが施工。家具やカウンターテーブルは無垢(むく)材を使い、自然素材の温もりを感じる落ち着いた空間に仕上げた。

 食を通して健康に貢献できるように配慮したメニューをそろえる。塩はミネラルを多く含む「海塩」を、アレルギーに配慮して小麦粉の代わりに米粉を使う。10種類のスパイスを独自に配合する「カレールー」(800円~)は、甘口・中辛・辛口・激辛の4段階の辛さから選べる。老若男女問わず食べやすいカレーを目指し、和風だしを入れて煮込み、ブラウンマッシュルームを香りのアクセントに使う。タンパク質を多く摂取できるように配慮し、1人前当たり約85グラムの鶏もも肉を入れる。ライス(100グラム=100円)は別売りで提供する。ロメインレタスやスパイスであえたニンジンに店内で作る豆腐をのせた「自家製豆腐サラダ」(350円)は、しょうゆとみそベースのオリジナル和風ドレッシングで仕上げる。このほか、ミネラルを多く含むという「粗糖」を使うクッキー「米粉スノーボール」(2個=150円)や店内でこうじと白米を混ぜ発酵させて作る「自家製甘酒」(400円)などを提供する。

 ドリンクメニューは、浜北区の焙煎(ばいせん)所「グリーンコーヒー」の豆を使う「ハンドドリップコーヒー」(500円)や豊橋産の茶葉を使う「和紅茶」(500円)、蜂蜜で自然な甘みを加えた「自家製ラッシー」(550円)などをそろえる。

 新型コロナウイルス対策として、来店時に手指消毒を求める。スタッフは、出勤前の検温、フェースガード着用、手指消毒を義務化。店内は、空調システムを設備し、換気を徹底する。

 広告を打っていないので、口コミやSNSで徐々に集客に結びつくようにと期待する。今後は、生活の中で不足している栄養素をアドバイスするサービス「お手軽サプリ診断」も計画している。尾浦さんは「健康を意識した食事メニューから店内の雰囲気にまでこだわった店なので、一度足を運んでほしい。当店の食事を通して、健康に対する意識を持ってもらうきっかけになれば」と話す。

 営業時間は11時~17時。水曜定休。

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