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舘山寺温泉街に元プロフットサル選手によるハンバーガー専門店 「浜松に恩返ししたい」

「浜松に恩返ししたい」と話す店主の銀島さん

「浜松に恩返ししたい」と話す店主の銀島さん

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 ハンバーガー専門店「PLANT BURGER HOUSE(プラントバーガーハウス)」(浜松市西区舘山寺町)が10月16日、舘山寺温泉街の複合商業施設「ハマナコエンジン」内にオープンした。

「アボカドバーガー」(左)と「ダブルチーズバーガー」(右)

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 福岡県出身で店主の銀島壮志さんは、大分県の大学に在学中、浜松のフットサルチーム「アグレミーナ浜松」からのスカウトを受けてプロフットサル選手として活動。24歳の時に自身のセカンドキャリアを模索し、早期引退を決意。25歳から2年間農業を学び、今年4月にエゴマ油の栽培から加工まで一貫生産する農家として独立した。

 舘山寺を含む浜名湖畔に位置する「庄内エリア」の活性化に取り組む知人から、同所での出店依頼を受けたことをきっかけに、農業の傍ら同店のオープンを決めた。「選手時代にたくさんの応援をしてくれた浜松に、何か恩返ししたいと思っていた」と銀島さん。ハンバーガーを通して若者が集まる活気ある街にすることで、浜松への貢献を目指す。

 元土産店をリノベーションした建物の内装は、木材とタイルを組み合わせたシンプルなデザイン。施設内の共有イートインスペースには、テーブル席20席、テラス席20席の計40席を用意する。

 肉や野菜など、できる限り地元食材を仕入れる。国産和牛を100パーセント使うことで、「肉々しい満足感」を得られるという。濃厚なチェダーチーズとピクルスをふんだんに入れた「ダブルチーズバーガー」(1,650円)は、ボリュームある同店看板メニュー。アボカドのクリーミーな風味を楽しめる「アボカドチーズバーガー」(1,570円)は、鮮やかな緑色が「映える」と、女性からも人気があるという。このほか、トマトやレタスなどの地元野菜を入れた「テリヤキバーガー」(1,220円)などを用意。いずれも、フライドポテトとサラダ、ドリンクをセットにする。

 銀島さんによると、SNSでの反響もあり順調な滑り出しという。今後は、自身で製造したエゴマ油を使ったハンバーガーの開発も予定している。銀島さんは「自分のように新しく出店する人が増えたらうれしい。庄内エリアから浜松を盛り上げていけたら」と意気込む。

 営業時間は、金曜=17時~20時、土曜・日曜・祝日=11時~20時。月~木曜定休。

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