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浜松在住の写真家が個展-浜松の風景を切り取る

展示作品「鳳凰」

展示作品「鳳凰」

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 浜松・元城のホテル「ホテルコンコルド浜松」(浜松市中区元城、TEL 053-455-1111)1階オープンギャラリーで現在、浜松出身・在住の写真家・ 小林久人さんの個展「浜松流景」が開催されている。

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 2006年ごろから写真を作品と意識して撮影を始め、浜松近郊や富士山などの風景写真をメーンに写真を撮っている。各地の展覧会や浜松モザイカルチャー世界博2009などのイベントにも作品で参加した。

 今回の個展では、浜松の風景写真を展示。「流れとは時がたつにつれて移り変わり、それは風景にとどまらず人間の営みや自然の変化などさまざま。その流れを止めることのできるカメラで私の住む浜松市、浜松市近郊を撮影した。朝夕は太陽が地平線付近にくると空は一変して、辺りの景色を変えてくれる。そこに映し出された空の色を切り取った作品が多く、その美しい景色が作品を見てくれた人に伝われば」と小林さん。会場には2006年から最近までの作品15点を展示する。

 小林さんは「美しいと思う景色の中で何に感動し、何を表現したいのかをイメージして撮影している。自然と対峙(たいじ)することで写真家として表現しなければならない被写体に出合った時に喜びを感じる。自分がもつ本質的な写真をどのように表現するかを課題に作品制作を続けていきたい」と話す。「浜松にも美しい景色はたくさんある。私なりの視点で切り取った作品を見てもらえれば」とも。

 5月10日まで。観覧は24時間可能。最終日は17時30分まで。

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