浜松の冬の風物詩消える-「冬の蛍」シンボルツリー、9年の歴史に幕

今年で最後のシンボルツリー。18万個の電球が辺りを照らす。

今年で最後のシンボルツリー。18万個の電球が辺りを照らす。

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 1月10日で、浜松の市街地をイルミネーションで照らす「はままつ冬の蛍フェスティバル」が終了し、9年間にわたりシンボルとしての役割を担ってきた「シンボルツリー」は今年で最後となった。

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 ツリーの高さは27メートル。LED電球18万球を使って作られ、雪が降り積もった木をイメージして2001年に設置され、浜松駅前の冬の風物詩となっていた。

 しかし、旧フォルテビル跡地に新商業施設建設が決まり、同スペースをより多目的に使用できるようにするため、今年でツリーは終了する。移設も検討されたが、現在のツリーを建設する高さと物理的なスペースが確保できないことに加え、ツリー本体の金属疲労などの経年劣化も見られることから大規模な改修が必要ということで見送られた。

 次年度以降に関しては、ツリーの新設も視野に入れながらも、今年度を一つの区切りとして実行委員会で検討していくという。

 シンボルツリーがなくなることについて、実行委員会事務局の松下直樹さんは「多くの方から寂しいという意見をもらっており、担当者としての意見が許されるなら全くの同感。冬の蛍のシンボルとして、フェスタ開催当初からあったもので、冬の蛍と一緒に進化してきた歴史もある。駅前という浜松の玄関口を明るく照らすツリーがなくなることは、感情的な寂しさだけでなく、浜松の玄関も寂しいものになる」としたうえで、「今後の実行委員会で方向性を模索したい」と話す。

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