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浜松・連尺町にワインバー ギョーザとワインのマリアージュを提案

パクチーが苦手でも食べられると好評の「パクチー水餃子」

パクチーが苦手でも食べられると好評の「パクチー水餃子」

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 浜松・連尺町に「ワインバー Beige(ベージュ)」(浜松市中区連尺町、TEL053-457-0188)がオープンして1カ月がたった。

イタリアンカフェのテーブルと椅子もそのまま利用している

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 オーナーの山内基司さんはビストロやカフェ、コーヒーショップなどでサービスや調理を15年間経験。自身のワイン好きが高じ、「美と健康にこだわった料理とワインのマリアージュを提案したい」とオープンにこぎ着けた。

 店舗は前のイタリアンカフェの内外装を、そのまま利用。約11坪の店内に、カウンター5席とテーブル10席を用意する。ワインとギョーザがマッチすることから、フランスで人気の「ギョーザバー」をイメージ。店舗サイズや店内外の雰囲気など、知り合いを通じて理想の物件に出合えたという。

 ワインはスパークリングワイン、赤、白、ロゼを含めて20種類以上。ワインリストを準備中のため、予算と品種などの好みを伝えてオーダーする。ワインは山内さんが通っているワイン教室のソムリエ「ワインハウス新美」と「エスポアごとう酒店」と相談のうえセレクト。オーガニックワインやハウスワインもそろえている。

 料理は日替わりで約9種類。看板商品「パクチー水ギョーザ」(6個=600円)は山内さんが皮から手作りし、あんには多めの豚肉にパクチーや香辛料を取り入れている。有機無農薬野菜を生産する農家「農+(ノーティス)」から取り寄せた「有機野菜のサラダ」(時価)は野菜本来の味を提供。「カキバジル×オイスター」(1,200円)や「ヒラスズキとタコのカルパッチョ」(1,000円)など、ワインにマッチする料理を、その日の素材で提供している。

 「いずれはBeige大学を開講したい」と山内さん。ワインだけでなく、ビールやテキーラ、ラム酒に日本酒などのスペシャリストを呼び、「知っていると、よりお酒を楽しめる講座」を開きたいという。店名であるBeigeは生成り色を意味。何色にも染まることができる色であることや、八十八歳の長寿祝いである米寿ともかけている。「八十八歳まで頑張りたい。その間に、この業界でニューヨークへ進出できたら」と意気込む。

 営業時間は18時~24時。

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