浜松郊外に眼鏡店-市街地2店舗を移転統合、高級感で差別化

色鮮やかなこだわりのブランド眼鏡が所狭しと並ぶ店内

色鮮やかなこだわりのブランド眼鏡が所狭しと並ぶ店内

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 浜松・田町に店舗を構えていたアイウエアショップ「Effect(エフェクト)」(TEL 053-458-1155)と姉妹店「Ottica(オッティカ)」が4月23日、浜松の鴨江に統合移転した。

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 オーナーの木村久良さんは複数の眼鏡店で経験を積んだ後、2004年に独立し、「エフェクト」を開業。その後、2007年に自社のサングラスブランド「Distraction」立ち上げとともに姉妹店「オッティカ」」を立ち上げ、両店の店舗運営を行なってきたが、手狭となったため移転を決めた。

 木村さんは、移転を前に利用客からアンケートをとった。客からは「中心市街地では車で行きにくいため不便」という意見が非常に多かったため、店舗面積が十分に確保でき駐車場が広くとれる物件を探し、現在の場所に決めたという。

 セールを行なった開店日から3日間は、いずれも駐車場が満車に。開店して間もないが、駐車場が増えたことで新規客の来店も増えているという。店舗面積は、以前両店で30坪あったが、今回は26坪に減少。しかし、「統合したことでむしろ広く感じる」と木村さん。

 木を基調とした店内は高級感を意識し、量販店との差別化を図った。商品は約20種類のブランド品が並ぶ。取り扱うブランドは、知名度よりも色や形にこだわったブランドを選んだ。主なブランドは「ボーソレイユ」「アイDC」などで、「ボーソレイユ」はアランミクリとともにフランスで人気のデザイナーズ眼鏡ブランド。同ブランドは、同店が静岡県内の眼鏡店で唯一の取扱店となる。これらのブランドは、木村さん自身が何度も足を運び契約にこぎ着けたという。

 オリジナルサングラスブランドの「Distraction」は浜松で初めてのショップ発サングラスブランドで、北海道から愛媛県まで全国18店舗で販売している。

 同店のコンセプトは「チェンジ」。「見る眼鏡ではなく、人に『魅せる』眼鏡を販売することで、内面からチェンジをしてほしい。必要だから買うのではなく、好きだから買ってもらえるようになりたい」と木村さん。今後は浜松だけではなく、静岡や東京への出店も考えているという。

 営業時間は10時~19時30分。火曜定休。

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