浜名湖沿岸に手作り陶器のギャラリー-自宅の物置を改装

赤い屋根のギャラリー(左)と陶芸品を作る工房(右)

赤い屋根のギャラリー(左)と陶芸品を作る工房(右)

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 浜松・和地に4月15日、陶芸品を扱うギャラリー「ギャラリーちく」(浜松市西区和地、TEL 053-486-3080)がオープンした。

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 オーナーの知久洋子さんは趣味で陶芸を始めて7年ほど。造園などが趣味の夫が自宅の敷地内に物置を作ったのをきっかけに、「あまりに出来が良かったため、ギャラリーにしようと思った」と話す。

 店舗面積は3坪ほどで、ギャラリーの隣には陶芸品を作る工房が立つ。ギャラリーまでのスロープなども手作りで、周りにはバラなどの草花が生い茂る。

 ギャラリー内には、主に「粉引き」という手法で作った作品200点ほどが並ぶ。「粉引き」はそのままでは黒く焼き上がってしまう鉄分の多い素地に白泥という泥状の磁土と透明釉をかけ焼いたもので、白く柔らかな美しい釉面をしているのが特徴。

 作品はすべて販売も行う。食器類=300円~1,000円程度、蚊遣器(かやりき)やガーデニング用の鉢ケースは2,000円ほど。

 知久さんは「趣味の延長なので商売という気はない。器が好きな方はもちろん、庭や花など自然が好きな人にも寄ってほしい」と話す。

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