浜松経済新聞の2014年の年間PV（ページビュー）ランキング1位に輝いたのは、元力士「貴闘力」がプロデュースする焼き肉店のオープンを伝える記事だった。

　　ランキングは今年1月1日から12月25日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り（カッコ内は掲載日）。

1. 浜松・有玉北町に焼き肉食べ放題の店－元関脇「貴闘力」がプロデュース(3/26)
2. 浜松にビアガーデン「俺の肉酒場」－昭和歌謡流しノスタルジックに(7/15)
3. 浜松に新しいスイーツのテーマパーク「ニコエ」－1カ月で6万5千人集客(9/1)
4. 浜松・市野に韓国料理店－韓国人店長が本場の味を提供(7/23)
5. 浜松にイタリアンビュッフェ－時間無制限で自由に具材をトッピングできるピザも提供(8/21)
6. 浜松に全品オリジナルの洋菓子店－2カ月がかりで完成したケーキも(10/22)
7. 浜松にカフェ新店－ニューヨークスタイルのパンケーキをメーンに(5/14)
8. 「チョコバットMAJOR」が販売好調－3月末までに100万本出荷(2/28)
9. 浜松の菓子店が「浜松まつり」限定クッキー、凧揚げ参加全町の凧をデザイン(4/12)
10. 浜松・鍛治町にスタンディングバー、21歳のスタッフを店長に抜てき(6/23)

　浜名湖ガーデンパーク行われた浜名湖花博に130万人が来場し、浜松市出身の天野浩さんがノーベル賞を受賞するなど注目を集めた2014年。上位を占めたのは、飲食店の記事だった。「貴闘力」をはじめ、｢俺の肉酒場｣（2位）、韓国料理店「とうがらし」（4位）、イタリアン「ココバルフェ」（5位）、カフェ「Mark's Cafe（マークスカフェ）」（7位）、バー「CAMELEON（カメレオン）」（10位）などさまざま。11位以下には「赤い実カフェ」（12位）、「Apollon（アポロン）」（14位）、「イタヤマチカフェ」（17位）、「バインミーマジェスティック」（18位）など、カフェのオープンが目立った。

　そのほか、うなぎパイで知られる春華堂が手掛けるテーマパーク「ニコエ」（3位）、全品オリジナルの洋菓子店「noix（ノワ）」（6位）、チョコバットの期間限定商品「チョコバットMAJOR」（8位）、「浜松まつり」で使われる凧（たこ）をデザインしたクッキー（9位）など、飲食店以外でも10位以内にランクインした記事は、すべて食に関する記事であった。

　2015年は徳川家康の没後400年にあたり、30～40歳代に17年間を過ごした浜松でも、多くの催しが行われる予定となっており、こちらも注目していきたい。