食べる

浜松・都田町にたこ焼き店 夫の自転車店に併設し2坪のスペースで

素朴な味で癖になると大人から好評な「塩」と、「ネギマヨ」

素朴な味で癖になると大人から好評な「塩」と、「ネギマヨ」

  •  

 たこ焼き店「kinoko」(浜松市北区都田町、TEL 053-428-2044)が12月10日、浜松・都田町にオープンした。

たこ焼きを焼く様子

 約8年前に夫が父親の経営する自転車店「YAMARIN」の跡を継ぐために、夫婦で浜松に移住した店主の山本由貴子さん。毎年地域の祭がある際に「関西出身だから」という理由でたこ焼きを作ってほしいと周りから頼まれ、一般的なレシピで作ってきた。年を追うごとに周囲から「いつ店を出すのか」と質問されることもあったという。

[広告]

 夫婦共に新たな事業展開をしたいと考えていたことから、自転車店のリニューアルと同時に、たこ焼き店を出そうと決意。約3年前から密かにたこ焼き店のアルバイトをすることで腕を磨き、浜松の人の好みを研究してきた山本さん。地域のコミュニティーになるようなたこ焼き店としてオープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約2坪。自転車店に併設する形でたこ焼きをするキッチンを設けた。自転車店の店内に4人掛けテーブルと、店頭に簡易テーブルと椅子を設置し、その場で食べることもできる。「テークアウトをしていく人が多いが、大阪ではその場で食べていく人が多い。できれば買ってすぐに食べてもらいたいので、イートインスペースを用意した」と山本さん。

 たこ焼きは、山本さんの地元の甘口ソースを使った「ソース」と、岩塩を使いたこ焼きそのものの味を楽しめる「しお」(以上、6個入り=300円)、「ネギマヨ」(6個入り=350円)の3種類。塩味は「素朴な味で癖になる」と大人から好評だという。たこ焼きの焼き加減は本場大阪の柔らかめにするのではなく、浜松の人の好みに合わせ山本さんなりにアレンジ。外はカリッと中はふわふわに仕上げる。作り置きはせず、焼きたてを提供することにこだわる。

 大判のせんべいにたこ焼き2つを挟んだおやつ感覚の「たこせん」(150円)も販売。小・中学校が近いため、子どもたちが小腹の空いたときに食べられるように用意したという。

 「地域の人や小学生など、年齢問わず幅広い世代の人が来てくれる。中がふわふわでおいしいと女子高生からも評判だった」と山本さん。「地域の人に愛される店にしたい。老若男女問わず、皆が集まれる場所にしていけたら」とも。

 営業時間は11時~18時。水曜・木曜・日曜・祝日定休。