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浜松の遠鉄百貨店にカフェ フルーツたっぷりのスイーツそろえ

多くの来店に期待する店長の牧野さん

多くの来店に期待する店長の牧野さん

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 遠鉄百貨店本館に(浜松市中区砂山町)に9月24日、「カフェやまと遠鉄店」(TEL 053-457-5585)がオープンした。

ボリュームにこだわるフルーツサンド

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 元々キッチンカーでカフェを運営していた同店。社長の知人が複合商業施設を新設する際に、出店依頼を受け、一昨年に磐田市内に1号店をオープン。ハニートーストとサンドイッチをメインとしたカフェとして営業している。昨年11月には「EN HOTEL Hamamatsu(エンホテル浜松)」(中区)内に、ホテル朝食の提供を受託運営するカフェとして2号店をオープン。その後、今年4月に遠鉄百貨店で開催した静岡県内のグルメを集結した催事への出店が好評だったことをきっかけに、テナントに空きが出来たタイミングで出店依頼を受けた。「コロナ禍で厳しい経営環境にあるが、良い立地に出店できるチャンスだと考えた」と店長の牧野千紘さん。フルーツとサンドイッチをメインにした3号店としてオープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約20坪。テーブル席16席、カウンター席4席で合計20席を用意。店内は、入店しやすい雰囲気にするため、明るくシンプルなデザインに仕上げた。年配者にも見えやすいように配慮し、メニューは大きく表示する。

 フルーツをふんだんに使ったフルーツサンドや、ソフトクリームなどをメインに、サンドイッチやスパゲティなども取り扱う。「何でも多いほうが喜ばれる」と考え、ボリュームあるメニューにこだわる。フルーツサンドは、パンとフルーツ本来の味を生かせるよう仕上げたコクのある生クリームをたっぷり使う。大きく切ったフルーツを挟み、切った断面が美しく見えるように仕上げる。皮が薄いため食べやすく甘みの強い「シャインマスカット」(600円)や、大粒で味の濃い長野県産の品種のフドウを使う「ナガノパープル」(600円)、自家製のスイートポテトを生クリームで包む「スイートポテト」(420円)などを用意。季節により異なるが、常時12種類をそろえる。

 総菜サンドイッチは、荒く刻んだゆで卵を使った「特製卵サラダ」(360円)や、レタス・トマト・完熟のアボカドを使い、隠し味に岩のりを使う「アボカドサンド」(420円)など10種類を用意。「どのサンドイッチも、初めての購入する人はボリュームと重さに驚く」と店長の牧野さん。

 このほか、生クリームとスポンジケーキ、バニラアイスなどの上に、イチジクをスライスして載せる「いちじくのパフェ」(1,800円)や、十勝産生乳を使うソフトクリームに梨が入る「フルーツソフトクリーム 梨」(650円)など、フルーツをふんだんに使うスイーツを提供。トマトベースの「昔ながらのナポリタン」(680円)や、海苔の佃煮をアクセントにする「岩のり香る明太子パスタ」(800円)など、スパゲティも5種類そろえる。

 新型コロナウイルス対策として、来店時に手指消毒と検温、食事以外の時間はマスク着用を求める。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。店内は、常に入り口を開け換気を徹底。飛まつ防止のため、各テーブルにパーティションを設置する。

 オープン後、フルーツサンドは連日完売が続いており順調な滑り出しだという。今後は、クロワッサンサンドやマリトッツォなど、新メニューの発売を予定している。牧野さんは「見るだけでも楽しめるサンドイッチを用意している。きちんとした感染対策をしているので、安心して気軽に来店してくれれば」とも。

 営業時間は10時~19時(11月からは7時営業開始)。

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