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浜松・大平台にカフェ移転 こだわりコーヒーと天然酵母パンでコミュニティー強化

店舗外観

店舗外観

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 浜松・大平台にカフェ「珈琲香爐(カフェこうろ)」(浜松市西区大平台、TEL 053-485-7722)が7月2日、移転オープンした。

大きな窓から陽射しが注ぐ、明るい1階の窓際席

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 浜松・板屋町で2005年にオープンした同店。オーナーの橋詰満子さんは、地中海で健康的に育ったオリーブで作る一番搾りのエキストラバージンオイルを「オリーブおばさん」として製品化。オリーブオイルを手掛ける食文化倶楽部(くらぶ)の事務所が手狭になり、交流サロンとしてより広い空間を求め、移転オープンにこぎ着けた。

 敷地面積は約100坪。1階窓際にはテーブル席、奥にはギャラリーを併設するサロン風のソファ席と個室。庭にはバーベキューができるテラス席をそろえる。らせん階段を上った2階には図書ルームとミーティングルームを用意。空間ごとに雰囲気も異なり、用途に応じて利用できる。

 世界の名窯で淹(い)れるコーヒーメニューはそのままに、無添加・天然酵母パンを使ったメニューなど、体に優しい素材で作る料理が充実。市内の相馬パンやオリーブオイルの店頭販売も行う。

 移転に伴い力を注いだ料理に使われるスパイスは、橋詰さんが手掛けるオリーブオイルを使用。相馬パンの無添加・天然酵母パンを使ったメニューは、ホットサンド・トースト・ベーグル・オープンサンドの4カテゴリーで20種類を用意。玄米パンや麦芽パンなど、6種類から好みのパンを選べる。「厚焼き玉子トースト」(702円)や「塩こうじチキン」(810円)、市内の農家「ノーティス」の露地栽培野菜を使った「ノーティスさんの野菜ピザ」(918円)が人気だという。「オリーブおばさんの健康腸脳力メニュー」(各500円)と称し、健康効果を意識したドリンク6種類も提供する。

 「情報発信基地としての役割をより強化したい」と橋詰さん。店内では歌声喫茶やワインの夕べ、オリーブ講座など数々のイベントを開催。「市街から郊外へ移ったが同じ市内には違いない。この店を通じて、浜松の活性化にもつなげていけたら」とも。

 営業時間は10時~22時。ガーデンBBQは要問い合わせ。

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