地元高校生を対象とした合同企業説明会「JOBエキスポ」が6月11日、アクトシティ浜松(浜松市中央区板屋町)で開催される。
「シームレスなキャリア教育」を目標に掲げる浜松市が、浜松商工会議所と展開するキャリア教育事業「ジョブスリー」の一環。
同事業は、高校生向け合同企業説明会「JOBエキスポ」、職業体験イベント「JOBキャンプ」、大学生・専門学生向け職業体験イベント「JOBパーク」の3企画で構成し、地元企業や仕事の魅力を紹介する。いずれも就職活動を目的としたものではなく、「浜松の仕事」への理解を深める機会として企画した。
主に高校1・2年生を対象に開く「JOBエキスポ」には、浜松の地元企業150社が参加する。同商工会議所によると、6月1日現在、約3700人が参加を申し込んでいるという。当日参加も受け付ける。
会場は、「浜松発!ワールド・モビリティゾーン」「ものづくりの原点!マテリアルゾーン」「未来の地図を描く!創る!まちづくりゾーン」「街のワクワク・クリエーターゾーン」など業種やテーマごとに9エリアを設置。企業の技術や製品紹介をはじめ、若手社員が仕事のやりがいや働く魅力を伝える。浜松商工会議所人材支援課の藤田晃史さんは「高校生参加者数において日本最大規模のイベント。専門的な話だけでなく、先輩社会人からのメッセージを届ける場として準備している」と話す。
7月20日~8月21日には、高校生を対象にした職業体験イベント「JOBキャンプ」を開催する。昨年の来場者アンケートで満足度が高いとの声が寄せられたことから、「こんな仕事も体験したい」などの声も反映し今年は規模を拡大。100社約200コースを用意する。
体験コースは「つくる」「くらす」「支える」など5テーマで構成する。クラッチメーカー「FCC」では、実物のオートバイを使ったクラッチ操作や組み立て作業が体験できる。「明石石油」では自動車の点検・整備を行い、結果を保護者へ報告する企画を用意。このほか、「遠州鉄道」による電車の駅員体験、「INDENファーム」のミカンジュース作り、「技研測量」による測量やドローン撮影体験なども行う。
藤田さんは「就職イベントではなく、楽しみながら仕事の魅力を学ぶ機会。進学や就職など進路に関わらず、普段経験できない仕事に触れながら、将来を考えるきっかけになれば」と話す。
JOBキャンプの参加申し込みは6月11日から、「JOBキャンプ」公式ウェブサイトで受け付ける。