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浜松・幸に和菓子店「春華餅店四代目 悠久」-老舗が初代看板に戻す

明るい雰囲気の店内

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 浜松・幸に2月2日、和菓子店「春華餅店四代目 悠久」(浜松市中区幸5、TEL053-472-2628)が移転オープンした。

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 もともと春華堂で和菓子職人として勤めていた初代店主が入社15年後の1916(大正5)年に独立して「春華餅店」を創業した。その後の移転時に、春華堂から「春華堂支店」の看板をもらったことから店名を変更。しかし、のちに春華堂が大きくなり各所に支店が開かれるようになると、同店の名前が誤解を招くなどの理由から春華堂と話し合いの上、初代の店名である「春華餅店」を名乗ることになった。「四代目」は現在の店主の大場悠市さんが4代目であることから。

 店舗は薄茶色の外観で、店内は白と木目調の落ち着いた雰囲気で仕上げた。店舗面積は約10坪。

 商品は餅菓子をメーンに扱い、小麦粉の皮であんこを巻いた「悠久巻」(120円)、ひな祭り用に桃色のもち米をのせ、緑と白の皮で包んだ「いがまんじゅう」(110円)、「大福餅」(126円)、「栗どら焼」(150円)、「スイートポテト」(200円)などを用意する。餡は、それぞれの商品に合わせて全て異なるほどのこだわりも。

 大場さんは「オープン後は新規のお客さまが多く来てくれた。その後は、その新規お客さまや今までのリピーターが定期的に来てくれて非常にありがたい。これからもメーンは和菓子だが、洋菓子も増やしていきたい」と話す。

 営業時間は9時~18時。火曜定休。

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