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浜松・舞阪にカキ小屋 全国からよりすぐりのカキ仕入れ提供

多くの方の来店を期待する同店スタッフ

多くの方の来店を期待する同店スタッフ

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 浜松・舞阪に11月7日、焼きガキをメーンに提供する「幸福丸」(浜松市西区舞阪町、TEL 053-592-2340)がオープンした。

自慢の目利きで選定したカキ

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 カキがメーンの海産問屋として約60年の歴史を持つ「マルマ中塩商店」が運営する同店。以前から社長の中塩弘之さんは、カキを販売する飲食店や海産物販売店が減っている状況を危惧していた。そうした状況の中、近年全国でカキ小屋が多く開業し、高い人気を得ていることから、小売業への挑戦を決意した。

 店舗面積は約135坪。席数はテーブル40席。廃業したアサリの加工場を改装し店舗として使っている。アサリを保存する水槽をそのままカキの水槽として利用が可能なため、新鮮な状態で客に提供できると考えた同所を店舗にしようと考えたという。店内は、天井が高く開放的な空間が特徴。各テーブルに焼き台を配置し、焼きたてのカキを冷める前に食べられるように配慮する。店内には約15坪の売店も用意し、地元野菜や海産物の販売も行う。

 コンセプトは「全国からよりすぐりのカキを提供するカキ小屋」。約60年の経験で培われた目利きと仕入れ先を生かし、全国からその時々の一番良いカキを仕入れ提供する。地元浜名湖産のカキや築地で最も高値で取引される宮城産のカキ、春から夏にかけ旬となる北海道産の岩カキなどを用意することで年間を通してカキを提供する。

 メニューは、「焼きガキ」(5個=1,500円、10個=3,000円)や「カキの炊き込みご飯」(1,000円)、「ウナギの混ぜご飯」(1,500円)など。現在は、仙台や鳥羽のカキをメーンに提供している。

 「浜名湖産のカキはもちろんおいしいが、全国にもおいしいカキは多くある。海産卸問屋の強みを生かした素晴らしいカキの提供をしていきたい」と中塩さん。「地元浜松の皆さまに喜ばれる店になれば」とも。

 営業時間は10時~16時。木曜定休。

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