天竜川の真夏の風物詩「鹿島の花火大会」が今年も8月1日、同川河川敷(浜松市天竜区二俣町鹿島)で開催される。
「鹿島の花火大会」は1875(明治8)年ごろから毎年開催されてきたという。河川敷で打ち上げ、周囲の山々に響き渡るごう音が特徴。2017(平成29)年には、浜松地域遺産(無形民俗文化財)にも認定された。
令和の時代に入り2020年~2022年は新型コロナウイルス感染防止対策で中止。2023年に規模を縮小して再開したが、翌2024年は運営側の高齢化や物価高で再び開催を断念した。昨年はクラウドファンディングで集めた資金を運営費の一部に充て、開催にこぎ着けた。今年も昨年同様、クラウドファンディングを行った。主催する実行委員会によると目標額の200万円を上回る約240万円を調達したという。
今年のテーマは「響彩(きょうさい)」。昨年8月、フランス・カンヌ花火芸術祭に日本代表として出場し、最高賞の「ヴェスタール賞」と一般観覧者の投票による「オーディエンス賞」をダブル受賞した花火メーカー「イケブン」(藤枝市)の花火を鹿島の地形とごう音を生かした特別バージョンで打ち上げる。地元保育園の園児が「太陽」「星」「鹿」をモチーフに描いたデザインを花火で再現する「創作花火」も行う。
実行委員会大会長の山本光祐さんは「鹿島の花火大会は世代を超えて多くの人に愛されている。ふるさとの大事な文化を次世代につなげたい」と話す。
開催時間は19時~21時。少雨決行。観覧席チケットの価格は、ブロック席=1,000円、椅子席=2,000円、ペア席=7,000円。セブンチケットで取り扱っている。