浜松各所で2017年大河ドラマ関連企画続々 町を挙げて盛り上げムード

直虎仕様にデコレーションした「く・る・る」

直虎仕様にデコレーションした「く・る・る」

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 浜松エリア各所で現在、2017年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」を盛り上げる企画が行われている。

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 浜松の街中を走る100円バス「く・る・る」は、直虎仕様にデコレーションした車両が登場。1月27日から運行しており、「井伊直虎 平成二十九年大河ドラマ放送決定!」の文字がプリントされ、井伊家の家紋デザインも施されている。「浜松全体で盛り上げていきたいので、市民の方々にも、もっと知ってほしい」と観光・シティプロモーション課の鈴木美華さん。

 3月には、直虎を主人公にした小説を書いた作家による講演会「2人の作家が語る2人の『直虎』」を行う。11日に「女(おなご)にこそあれ次郎法師」の著者・梓澤要(あずさわかなめ)さん、20日に「剣と紅」の著者・高殿円(たかどのまどか)さんが公演。両者それぞれの観点から戦国を生きた女領主の人物像を語る。

 「舘山寺サゴーロイヤルホテル」(西区舘山寺)では、玄関に直虎のことを紹介する展示ブースを設置。直虎の人物紹介や年表などをパネルで紹介している。長年牛乳パックで井伊直政の鎧作りをしているという引佐町在住の長山剛士さんに鎧製作を依頼。3カ月間掛けて作った武具「井伊の赤鎧」も展示。実際に着ることもでき、「イベントなどで着ているところを披露できたら」と支配人の鈴木一吉さん。「分かりやすく直虎を紹介しているので、展示を見るだけでもいいのでぜひ足を運んでいただきたい」とも。

 大河ドラマの舞台となる都市では放送時期に合わせて「大河ドラマ館」を開設する。浜松会場は「みをつくし文化センター」(北区細江)に決まり、来年のドラマ放送に合わせてオープンする予定になっている。「まだ詳細は決まっていないが、ドラマ関連の衣装やセットなどを展示する予定」と観光・シティプロモーション課の山田拓司さん。「大河ドラマとともに楽しみにしていてほしい」とも。

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