浜松で沖縄の盆踊り「エイサー」などの大規模イベント 夏恒例の祭り目指す

共同代表の坂田江利子さん(右)と運営スタッフの島沙織さん(左)

共同代表の坂田江利子さん(右)と運営スタッフの島沙織さん(左)

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 浜松で8月19日・20日、沖縄の文化や食、音を楽しむイベント「第1回浜松エイサーどまんなか祭り2017」が開催される。会場は浜松駅北口広場「キタラ」、ギャラリーモール「ソラモ」。運営は浜楽振興会(TEL 053-586-7622)。

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 富士山静岡空港の利用促進と浜松の活性化、沖縄の文化や伝統の普及を目的に開く同イベント。共同代表は、広告や企画、ブライダル事業などを手掛ける企業「エコレイ」(浜北区)の坂田江利子社長。仕事やプライベートで沖縄へ定期的に訪れていた坂田さん。沖縄の盆踊り「エイサー」を見て感動し、良いものを全国に発信したいと思い同イベントを立案。会場は交通アクセスに便利な駅前を選定し、今回の開催にこぎ着けた。

 当日はエイサーチームやアーティストによるパフォーマンスの他、沖縄料理を提供する飲食ブースや沖縄にちなんだ物販ブースなどが並ぶ。

 エイサーチームには、沖縄で誕生し静岡を拠点に全国や海外でも活躍する「琉神」や、沖縄本島最南端の糸満市を中心に活動し、オリジナルの創作エイサーに沖縄伝統の古武道や獅子舞を取り入れた古武道太鼓集団「風之舞」、裾野市の「静駿波舞音エイサー団」、浜松の「遠州琉風舞エイサー団」など約10チームが参加する。

 音楽では、磐田市を拠点に沖縄・沖永良部の歌や三線を指導する「赤地貞子琉球民謡研究所」、地元沖縄から東京・大阪・福岡を中心に全国でライブを行うユニット「與那嶺商会」、西表島をテーマにした楽曲「ゆらら」や石垣島の楽曲「パイヌカジ」などを歌う浜松出身のシンガー「ERIKO」さんなど約15組が出演する。

 食では、「オリオンビール」「沖縄県酒造組合」「JAおきなわ・うまんちゅ市場」など約25団体が出店し、泡盛やサーターアンダギー、ソーキそば、伊江牛などを販売。「沖縄物産展」「沖縄コンベンションビューロー」、三線販売「ASOVIVA」のほか、「富士山静岡空港」のPRブースなども並ぶ。

 坂田さんは「夏休み期間ということで、お子さまや、泡盛などのお酒もあるので大人の方にも皆さんに楽しんでいただけたら。今回が第1回となるが、夏の恒例のお祭りとして定着するよう、今後も継続して開催していきたい」と話す。

 開催時間は10時~20時(20日は19時まで)。

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