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浜松・上西町に日本料理店 20年の修業経て開店

白身魚のすり身と団子にしてあげた「海老しんじょう揚げ」

白身魚のすり身と団子にしてあげた「海老しんじょう揚げ」

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 浜松・上西町に9月13日、日本料理店「味ごよみ げんでん」(浜松市東区上西町、TEL 053-571-1456)がオープンした。

明るく落ち着いた雰囲気の店内

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 店主の原田稔(みのる)さんは魚屋やステーキ会席料理店、日本料理店などを渡り歩き、料理人として約20年間修業を続けてきた。修業の中で浜松の食材に触れ、浜松は食材の宝庫だと確信していた原田さん。数年前から地元の良い食材を使った料理を通じ、楽しい時間を提供できる店を持ちたいと考えるようになった。この度、以前母親が喫茶店を営んでいた店舗を改装することで、オープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約20坪。カウンター5席、テーブル14席、個室4席の計23席。壁紙や障子などに朱色の差し色を入れることで、優しく落ち着いた雰囲気を演出。客が入りやすく居心地がいいようにと、窓を広くとることで清潔感があり明るい雰囲気の店内に仕上げたという。

 メニューは「銀だら西京焼き」や「さんまの塩焼」(以上、時価)などの本日のおすすめ料理や「刺身の盛り合わせ」(1,500円~)など魚料理を中心に取りそろえる。魚は以前働いていた魚屋からや、自ら舞阪港に足を運んで仕入れることもあるという。肉料理店の経験を生かし「ローストビーフ」(1,000円)や「合鴨ロースト」(650円)なども用意。中でも4時間じっくり煮込んだ「牛すじ煮込み」(700円)はやわらかく優しい味付けで好評だという。小エビをたたき、白身魚のすり身と団子にしてあげた「海老しんじょう揚げ」(700円)や「茶そばスティック」(400円)などの一品料理も取りそろえる。

 「浜松の食材の良さを伝えられるよう、農家とのつながりを増やしていき、新しいメニューも開発していきたい。店名の『味ごよみ』のように季節の料理を積極的に出していき、これからの季節は得意とするジビエ料理も提供していく」と原田さん。「地域の店とも交流をすることで、同店だけでなく地域で頑張っていき、客に喜んでもらえる工夫をしていきたい」とも。

 営業時間は17時~23時。日曜定休。

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