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ザザ中央館にギョーザ専門店 オートレース場内で親しまれたギョーザを街なかで

自信あるギョーザを試してほしいと話す店長の平田さん

自信あるギョーザを試してほしいと話す店長の平田さん

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 「ザザシティ浜松中央館」(浜松市中区鍛冶)内のフードコート「はままつ楽市」に10月1日、ギョーザ専門店「浜松弐輪舎餃子(はままつにりんしゃぎょうざ)」(TEL 053-525-8620)がオープンした。

板メニューの「焼きギョーザ」

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 「浜松オートレース」の場内で、食堂運営と選手の食事を提供する「浜松観光食堂」が運営する同店。1969(昭和44)年の創業以来、場内で運営する3店舗の食堂で、定食やカレー、ラーメンなどを提供し、来場者に親しまれてきた。オートレース場の新しい名物を作りたいと考えた同社は、培ったノウハウを生かし、2011(平成23)年にギョーザの製造・販売を行う「餃子工房弐輪舎」立ち上げた。昨年から、施設内にある浜松ギョーザを集めたテークアウトの冷凍ギョーザ専門店「浜松餃子スタジアム」に出品。売り上げが好調だったことから出店依頼を受け、ギョーザ専門店をオープンすることとなった。

 店舗面積は約8坪。中華料理店や食堂のようなデザインではなく、淡いグレーを基調に木目調のカウンターを使い、女性でも気軽に立ち寄れるモダンなイメージに仕上げた。施設内のイートインスペースで食事でき、テークアウトにも対応する。

 国産キャベツとニンニクを季節ごとに旬を迎えた産地から仕入れ、たくさん食べられるように配慮し、野菜を多めに使うギョーザを提供。保存料は一切使わず、自社工場で作り上げる。キャベツの甘みとシャキシャキとした食感にこだわる看板メニュー「焼きギョーザ」(5個=440円)は、タレなしでも食べられるように味付けし、カリッとした食感に焼き上げる。「ご飯はもちろん、ビールなどのアルコールともよく合う」と店長の平田康輔さん。栄養価が高くスーパーフードとも呼ばれる野菜「ケール」が入る「ケールギョーザ」(5個=550円)は、磐田市の契約農家「マスダケール」から仕入れる素材を使う。なめらかな食感のスイートポテトをギョーザの皮で包む「スイートポテトギョーザ(3個=480円)」は、サクッとした食感に揚げ、バニラアイスクリームを添えて提供する変わり種のスイーツギョーザ。このほか、サンショウのしびれるような辛さを楽しむ「麻辣(マーラー)ダレ」とクリーミーなゴマペーストの「四川風ゴマダレ」、「ポン酢」の3種類のタレが付く「水ギョーザ」(5個=600円)や、サクサクした食感のためスナック感覚で食べられる「揚げギョーザ(5個=550円)」などをそろえる。

 新型コロナウイルス対策として、来店時に手指消毒を求める。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化する。

 オープン後は、口コミやチラシを見た来店客が訪れているというが、さらなる集客に期待する。今後は、新作メニューの販売も予定しているという。平田さんは「浜松ギョーザの新しい名店になれるように努力していきたい。味には絶対の自信があるので一度試してほしい」
と話す。

 営業時間は11時~22時。金曜・土曜は23時まで(現在は、新型コロナ禍の影響で20時まで)。

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