ギョーザ専門店「だもんで餃子（ぎょうざ）」（浜松市中央区連尺町）が9月15日、オープンした。

円を描くようにギョーザを並べてフライパンで焼き上げる「餃子えんしゅう焼き」

　店主の谷野優さんは、高校卒業後に上京しミュージシャンとして活動してきたが、コロナ禍で活動を制限され地元浜松に戻り事業を起こすことに。浜松駅から近い場所で、友人や知人に自信を持って勧められるようなギョーザ店を開こうと決め、東京でギョーザ作りの経験を重ねた後にオープンに踏み切った。祖父が連尺町でオートバイ店を経営していた縁もあり、同所に店を構えた。

　店舗面積は約15坪。席数は、カウンター＝8席、座敷席＝8席。カウンターテーブルには一枚板を使い、店内は和風の落ち着いた空間に仕上げた。

　コンセプトは「ビールによく合うギョーザ」。キャベツを中心に野菜を多めに入れ、表面はパリッとした食感に焼き上げ、ゆでたモヤシを添えて提供する。ギョーザは、8個＝500円、16個＝1,000円、24個＝1,500円を用意。「餃子えんしゅう焼き」（24個＝1,500円）は、円を描くようにギョーザを並べフライパンで焼き上げる。

　「ホルモン炒め」（600円）、「とりかわ炒め」（550円）、「黒はんぺんかば焼き」（330円）などの単品料理も用意。ギョーザ8個・ごはん・みそ汁・漬物をセットにする「ギョーザ定食」（800円）もある。

　谷野さんは「まずは地元の方に店の味を知ってほしい。将来的には、ふるさと納税の返礼品に選ばれ全国で楽しんでもらえるようなギョーザにしたい」と話す。

　営業時間は、11時30分～14時30分、17時～21時。月曜定休。