浜松の菓子直売店が移転-客の要望に応え、詰め合わせ販売も

大きな三角屋根の店舗外観

大きな三角屋根の店舗外観

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 浜松・葵西に11月11日、菓子専門店「おかしのキャンディ」(浜松市中区葵西、TEL 053-482-8688)が移転オープンした。運営は食品卸売商のカネキ。

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 今年3月から神田町で運営を始めたが、大通り沿いではないことから「店に入りづらい」「分かりづらい」などの意見が多く寄せられたという。代替地を探したところ、手頃な物件が見つかったため移転した。

 店舗面積は35坪。コンセプトは「子どもから大人まで楽しんでもらえるお菓子屋」。9円の駄菓子や業務用の大袋菓子、店名の由来ともなっているあめを多くそろえたコーナーなどを設ける。キャラクター用品や子ども向けの玩具も用意し、「スーパーなどとは品ぞろえで差別化を図るよう工夫している」と社長の中村亮一さん。

 祭りやイベントなどに使う菓子を予算に合わせて詰める詰め合わせの販売も行う。合計1万円以上の場合、浜松市内の配送料は無料。「浜松はほかの地域と比べてイベントも多く、詰め合わせの需要は多い」と中村さん。「最近、街の駄菓子屋が少なくなっている。菓子を通じて子どもと触れ合える店にしていきたい」。

 営業時間は10~19時。火曜定休。

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