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浜松で地元アーティストらがバザール 大人も子どもも楽しめるワークショップ多彩に

昨年のイベントの様子

昨年のイベントの様子

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 浜松・鴨江の「鴨江アートセンター」(浜松市中区鴨江町、TEL 053-458-5360)で8月8日・9日、ワークショップイベント「鴨江アートバザール」を開催する。

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 昨年から開催されている同イベント。同館では地域を巻き込んだアートイベントの開催を計画しており、どのようなスタイルで展開していくかを考えていた。浜松ではさまざまなジャンルのアーティストが活動していることから、アーティストと市民が集まる場としてワークショップイベントを考案し開催。昨年は2日間で約1000人が来場した。

 館内の1階から3階を使いジャンルの異なるさまざまなワークショップを20種類以上用意。ものづくりのワークショップでは革やフェルト、ペイントなどそれぞれの制作を得意とするアーティストが担当する「いつでもワークショップ」や、用意された木材と工具を使い自分が思うままに作品を作る「木工ラボ」、イベント内で使える500円分のバザールマネーを作る「バザールマネーぞうへいきょく」などを実施。「参加した子どもの中には自身が作ったバザールマネーをもったいなくて使えない子も出てくると思うので、そういった反応を見るのも楽しみの一つ」と副館長の青木明子さん。

 「某大型店Tには置いていない商品」をコンセプトに地元若手ミュージシャンのCDや県内古書店の出品による古本などを販売する「TATSUYA 鴨江店」や、アーティストが作る一点もののトートバッグを壁に掛けて販売する「ろうか壁面トートバッグウォール」など販売型のワークショップも実施。鴨江アートセンター館長の桧森(ひもり)隆一さんと静岡県立美術館主席学芸員の泰井(たいい)良さんによる「浜松型アートプロジェクトを目指して」をテーマにしたトークショーや、アーティストによる音楽ライブを行う「ナイトパーティー」、鴨江かいわいの地蔵を巡る一風変わったワークショップ「鴨江八景地蔵巡り」なども行う。

 1階ロビーでは地元農家がこだわりの野菜を販売する「バザールのあさいち」を開催。ほかにも手作りパンやキッシュ、タルトなどフードメニューを販売するブースを用意。地元の子どもたちが主体となりセレクトした駄菓子を販売する「だがしのたのしや」や、自身で作ったアクセサリーや雑貨などを販売する「こどもショップ」も開催する。

 「大人から子どもまで幅広い年齢層が楽しめるバザール」と青木さん。「さまざまなワークショップを体験しにぜひ足を運んでいただきたい」とも。

 開催時間は9時30分~21時(9日は17時まで)。ワークショップの詳細はホームページで確認できる。

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