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浜松「うなぎの井口」が新ブランド「井口の誉」 身はやわらかく、こくのあるたれ

「井口の誉」を手にする井口恵丞さん

「井口の誉」を手にする井口恵丞さん

 ウナギ専門店「うなぎの井口」(浜松市浜名区平口、TEL 053-586-6863)が6月1日、浜名湖産ウナギを使ったかば焼きの新ブランド「井口の誉(ほまれ)」を発売した。

産地証明書

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 浜名湖周辺は明治時代からウナギの養殖が盛んで、「浜名湖うなぎ」は浜松を代表する食文化として定着している。一方でかつて約400軒あった養殖業者は現在約30軒まで減少し、地元でもなかなか手が出ない貴重な食材となっている。社長の井口恵丞さんは「浜松の専門店として地元の価値をこれまで以上に明確に届けたい」との思いから、浜名湖産ウナギの新ブランド開発に取り組んできたという。

 希少な浜名湖産ウナギを使う「井口の誉」(2,600円)は、大豆イソフラボンを配合した餌で育てているため、天然ウナギと比べて脂肪が多く、ふっくらとやわらかな食感が特徴という。大きさも食べ応えを求める顧客ニーズに対応して、1匹150グラム前後と従来品より一回り大きい特大サイズとなっている。

 かば焼きのたれには、ウナギの頭から抽出したうまみエキスに浜松・天竜産の蜂蜜、地元蔵元「花の舞」の日本酒、静岡県産しょうゆなど地場産品を使って奥深いこくを引き出すとともに、食品ロス削減やSDGs(持続可能な開発目標)にも配慮した。

 商品には「養殖発祥の地である浜名湖付近の池で育まれたウナギ」であることを証明する「産地証明書」を添付。店頭やオンラインショップで販売し、「浜松らしい贈り物」として静岡県外へのギフト需要にも対応する。井口さんによると、発売開始から約1週間で100尾以上販売するなど、売れ行きは好調という。

 井口さんは「浜名湖産ウナギは浜松にとって貴重な地域資源。『井口の誉れ』は浜名湖産ウナギの価値をあらためて伝え、未来につなげるブランドとして、『また食べたい』『贈りたい』と思ってもらえる商品に育てたい」と話す。

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