浜松にバウムクーヘン「治一郎」本店-その場で切り分けて販売

「治一郎」本店の外観

「治一郎」本店の外観

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 パン・菓子の製造、販売、レストラン事業などを行うヤタロー(浜松市東区丸塚町)は12月19日、スイーツブランド専門店「治一郎(じいちろう)本店」(西区大平台3、TEL 053-485-4750)をオープンした。

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 同店は、人気の「治一郎のバウムクーヘン」(1,800円)をはじめ、ラスクなどの洋菓子を販売。浜松市内では、同商品を取り扱う直営店は初出店。店舗面積は約30坪。カフェスペース(18席)も併設する。

 2002年に発売された「治一郎のバウムクーヘン」はマスコミなどにも取り上げられ、楽天で総合1位を受賞するなど人気の高い商品。同店では、商品名にもなっている村木治一郎さんらの職人が工房で焼き上げたものを新鮮なうちに店頭で切り分けて販売している。

 商品は、「治一郎のバウムブリュレ」(960円)やバウムクーヘンと同じ素材を使用してしっとりとしたスポンジに焼き上げた「治一郎のロールケーキ」(1,500円)、卵黄のみを使用した「治一郎のプリン」(350円)は同店でしか購入できない限定商品。

 開店以来人気を集め、当初想定していた売り上げの約2倍を記録しているという。元日は17時閉店予定のところ14時には完売してしまった。「せっかく足を運んでいただいたのにお買い上げいただけず、多くのお客さまにご迷惑をかけてしまって申し訳なかった」と治一郎担当責任者の内山昌彦さん。今後については、「まずは地域の皆さまに認知していただき、浜松には多くのギフト用商品がある中、選択肢の一つに治一郎の名前を挙げてもらえるようになれたら」と話す。

 営業時間は9時~19時。

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